フルーティーで、ほんのり苦味がアクセント。唐津オリーブ収穫祭で味わった、唐津産オリーブオイル。
早いものでもう11月半ばです!いかがお過ごしでしょうか?今回はご当地コスメ…ではなく唐津で出合ったオリーブオイルについてのお話です。これも奥が深いのです!
では参りましょう♫
食べる美容液・オリーブオイル
近年注目されているオイル美容の流れを受けて、食事で摂るオイルも様々なものが出てきています。その中でも、オリーブオイルは「食べる美容液」とまで言われるほど美容意識の高い人々から愛されている存在です。
・例えば、オリーブオイルにはお通じをよくする働きがあります。もともとオイルは腹持ちがよいので、オリーブオイルを料理に用いればダイエットに効果的。
・オリーブオイルに含まれるポリフェノールは抗酸化力があり、美肌の大敵活性酸素に対抗してくれます。
他にも主成分であるオレイン酸が悪玉コレステロールを減らすなど、オリーブオイルは健康によい働きを持っています。
そして…そして…
うれしいことにオリーブオイルはとても美味しい、のですね。(^ ^)
唐津オリーブ園で収穫された搾りたてオリーブオイルを味わう!
以前、ご紹介させていただいたナチュラルオリーブ化粧品を展開されている「ハーベスト」の山浦さんは、唐津市でオリーブ農園を経営されています。
山浦さんが代表を務める唐津オリーブ研究会では、2015年からオリーブ収穫祭を開催されていて、今回が5回目。会場ではオリーブの枝を使ったリースづくりやオリーブオイルとアロマオイルのバスシュガーづくり、バームづくりなどの体験や、オリーブリーフを使ったスウィーツなど地元の美味しい農産物や加工品、食べ物のショップが並び大賑わい。また、マイクロバスでオリーブ農園まで行き、オリーブの手摘み体験もありました。
もちろん、この年収穫したオリーブからつくられたエキストラバージンオリーブオイルもありました!
山浦さんの指導の元、テイスティングさせていただきましたよ!
まず、カップにオリーブオイルを少し入れます。片方の手で包み込むようにカップを持ち、もう片方の手でカップに蓋をするように塞ぎます。手で温めることでオイルの温度が上がり香りがよく立つようになります。
次にカップの手をずらして香りをかぎます。それから少量のオリーブオイルを舌の上に載せ、「スッ」と、歯の間から息を吸い込みます。オリーブオイルの香りが鼻腔に広がります。
そしてゆっくりオリーブオイルを飲み込みます。この時、喉の奥に感じるピリッとした苦味がポリフェノールです。
山浦さんが丹精して育てたオリーブ果実のオリーブオイル、まず青々しい香りが立ち上り、舌に載せるとまずまろやかさが、「スッ」と息を吸い込むと摘みたての果実を感じるような、なんともフレッシュでフルーティーな香りが広がります。まるで唐津の青い海を渡ってくる風と豊かな大地を思わせるかのようです。
飲み込むとピリッとした苦味がオイルの味わいに奥行きを与えています。想像よりも遥かに美味しいエキストラバージンオリーブオイルだったのです。
唐津の地で、オリーブを栽培する山浦さんの想い。
山浦さんに今年のオリーブ果実の出来栄えやオイルについてお聞きしました。
「台風で木が何本か倒れる被害はありましたが、収穫にはさほど影響なく、オリーブの出来栄えはよかったです。このエキストラバージンオリーブオイルは数日前に搾油所から来たばかりの搾りたてで、酸度は0.15%です。」
国際オリーブオイル理事会の規格では、エキストラバージンオリーブオイルの酸度は0.8%以下となっているので、山浦さんの自信のほどが伺えます。
「唐津オリーブ農園では、なるべく自然に負荷をかけない方法でオリーブを育てています。除草も人の手で行っているんですよ。でもまだまだ唐津でのオリーブ生産は知られていないんです。このオリーブ収穫祭は、地域の方たちに楽しみながらオリーブを知っていただくための取り組みの一貫なんです。もっとオリーブの収穫量を増やして、食品、コスメ、観光などで、この地域を盛り上げて行くことができたら…と思っています。」
オリーブオイルの味わいは、育つ土地の風土も大きく影響しています。今回、収穫祭で山浦さんの「オリーブで地域を盛り上げたいという想い」を改めて知り、その味わいがさらに深まったように思いました。
山浦さん渾身のエキストラバージンオリーブオイルはないのですが…オリーブリーフティーとコスメはこちらで購入することができます。オリーブリーフには抗酸化物質・オレウロペインが含まれています。
復興への思いを込めて!気仙沼の恵み・フカコラーゲンを配合したクリームを、乾燥する季節の肌に!
あっという間に秋が深まってきました。この前の台風にて被害を受けられた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。昨今の自然災害が続くこと、また被害の大きさに、言葉を失うばかりです。1日も早く普段の生活を取り戻されることを祈っております。
さて先月、私は宮城県を訪れる機会を得ました。私にとって初めての東北です。その際、宮城県在住の知人より「素敵なご当地コスメがありますよ」という情報をくれました。
今回は気仙沼ならではの特産物を用いた、ご当地コスメをご紹介します。
フカヒレ生産日本一!気仙沼のフカヒレでキレイになる!?
「コラーゲン」と言えば、コスメによく配合されているおなじみの保湿成分。もちろん美容食材としても大人気ですね。このコラーゲンを豊富に含む食材の一つに、高級食材として珍重されてきたフカヒレがあります。
フカヒレまるごとのステーキをいただいた後に、私は宿泊したホテルで「フカコラーゲンを配合」と書いてあるご当地コスメに出合いました。
これが知人が教えてくれた気仙沼発のご当地コスメ、KESEMO MARINUSです。
気仙沼の美容資源をコスメに。KESEMO MARINUS
ラインナップは洗顔料、化粧水、美容液、保湿美容液、クリーム、日焼け止め。いずれも気仙沼産フカ真皮から抽出したコラーゲンが配合されていて、さすがフカヒレ生産日本一を誇る気仙沼らしさを感じさせるコスメです。しかもハマナス花エキスや柚子種子エキス、酒粕エキスなどの気仙沼の美容資源も配合され、美肌への期待が高まります。
では、マリナスクリームを試してレポート!
どのアイテムも魅力的だったのですが、これから冬に向けて保湿力を試してみたいと思い、私はマリナス クリームを購入しました。実際に使ってみると、とても柔らかいテクスチャーで、肌にのせるとなめらかに伸び、リッチなコクがあります。急速に乾燥が進むこの時季なのに、翌朝も肌がしっとり。フカヒレの美味しさに感激した後は、美容素材としてのフカコラーゲンのうるおいに感激しました。
復興への想いを込めたご当地コスメ。
福岡に戻った私は、KESEMO MARINUSさんに連絡させていただき、同社の佐藤さんから商品ができた経緯や商品づくりについてお話を伺いました。
「この商品が誕生するきっかけは、東日本大震災でした。地震、津波、火災で大打撃を受けましたが、“元に戻す復興”だけでなく“新たなものを生む復興”をと、気仙沼市と市内の水産関連会社30社(発足当時)によって、2013年に『気仙沼水産資源活用研究会』が発足しました。
この研究会の活動を進める中で、生産量日本一であるフカヒレに着目。このフカヒレの美肌効果を実感できる化粧品を、産地である気仙沼で誕生させたいという思いから、産官学でフカコラーゲンを活用した化粧品の研究・開発を進め、2015年にミスト化粧水、ジェル美容液の2品を販売しました」。
KESEMO MARNUSさんのコスメに配合されているコラーゲンは、加熱処理をしていないため、タンパク変性がなくコラーゲン本来のスキンケア効果を保っています。フカヒレの鮮度を維持するために低温でスピーディーに加工する、気仙沼では当たり前の加工技術が、良質な化粧品成分・フカコラーゲンの誕生につながったのだそうです。
メールでやりとりさせていただいたのは、台風19号が近づいていた頃でした。佐藤さんは「台風の影響はありませんか?」と気遣ってくださり、その温かさにも感激。
思えば、宮城県在住の知人のアテンドで仙台〜気仙沼をめぐったこと。東日本大震災の津波の被害を受けた後の、平に広がる何もない土地と遺構として残された高校の外観を見て、自然の恐ろしさを目の当たりにしたこと。気仙沼の豊かな自然の恵みをいただきその美味しさに圧倒されたこと。「今この地で生きていく」人々の姿に触れたこと。ひとことでは言い表せない、深い思いが湧き上がってきます。
私がご当地コスメに惹かれるのは、その土地ならではの肌に良い成分を活かしているからということもありますが、その向こうに土地の風土や人々の営みを感じるからでもあります。きれいになりたいから、この使い心地が好きだから、とご当地コスメを選んで使うことが、その地で生きる人々を応援することにもつながります。
ご当地コスメに限らず、日本の優れた美容素材を積極的に使うことがもっともっと盛んになれば、美と笑顔がもっともっと増えるかもしれません。
一人のひとをキレイにすることが、その土地をも元気づける。これからのコスメには、そのような役割も期待されていると私は思っています。
乾燥が進む季節、気仙沼産フカコラーゲンの潤いをぜひ試してみてください。
KESEMO MARNUSさんのクリームはこちらから購入することができます。
マリナスクリーム | KESEMO MARINUS(ケセモマリナス)
お読みいただき、ありがとうございました。
このご当地コスメが、肌悩みの解決に役立ちますように。
肌に、すっぴん以上、メイク未満のヴェールを。奄美大島産ピュアシルクパウダーはいかが?
例えば、旅行の時や、温泉地めぐり、ジムの行き帰りなど。メイクは落としているけれど、素顔のままではちょっと気がひける…というときに便利なパウダーが各社から登場するようになりました。ファンデーションではなく、フェイスパウダーなのでとても自然な仕上がりにしてくれる魅惑のアイテム✨
「もう使ってますよ!」という方も多いかもしれませんが、今回はそのようなシーンに活躍するご当地コスメを見つけましたのでご紹介しましょう。
- 桑の栽培からシルク化粧品の製造まで一貫して行う、奄美大島のアーダンさん。
- 肌馴染みの良さはシルクに含まれるアミノ酸
- 研究者が追求するシルクのさらなる可能性
- サラサラナチュラル、シルク100%のフェイスパウダー
桑の栽培からシルク化粧品の製造まで一貫して行う、奄美大島のアーダンさん。
私はシルク入りコスメのサラサラしたテクスチャーが好きなので、普段からシルク入りのファンデーションや日焼け止めを使っています。そのせいか、ベースメイクやフェイスパウダーは「シルク入りがあれば…」といつも探しています。
偶然にも8月博多阪急のイベントで、出店されていたシルク化粧品のメーカー・アーダンさんのPOPが目に入りました。シルク入りの商品がずらりと並んでいます。早速お店の方にタッチアップをしていただきながら、商品のことなど色々とお話を伺いました。
「私たちの会社のシルク商品は、桑の木の栽培から始まるんです。もともと、奄美大島では大島紬をつくるための養蚕が行われていました。繭を加工する工場に勤めている女性たちの手が美しいことに着目して化粧品の製造が始まったんですよ」。
大島紬は、奄美大島を代表する伝統工芸品。美しい大島紬をつくり上げるのに多くの人々が関わってきた、シルクの良さを知り尽くした土地柄と言えますね。しかも蚕の食料である桑の栽培から取り組まれている、というところにアーダンさんのシルクへの並並ならぬこだわりが伺えます。
肌馴染みの良さはシルクに含まれるアミノ酸
繭から得られたシルクの糸は、内側のフィブロリンとそれを取り囲む外側のセリシンで成り立っています。アーダンさんはフィブロリンをコスメに使用しています。フィブロリンに含まれる18種のアミノ酸は、人間の肌のアミノ酸にも含まれていることから親和性が高く、とても肌馴染みが良いのだとか。肌への優しさだけでなく、ハリや弾力、乾燥による肌トラブルケアなど様々な美肌効果も期待できるのだそうです。
研究者が追求するシルクのさらなる可能性
実は、シルクのパワーはコスメだけではありません。
昔から医療用縫合糸としてもシルクは使用されてきました。創業者の西里依さんのご子息で現社長である西博顕さんは、京都大学医学部出身の研究者。人体への適合性が高いと言われるシルクの可能性を追求した研究をされています。シルクは再生医療の場で、また将来の産業を担うバイオ素材として、大いに期待されているのだそうです。
サラサラナチュラル、シルク100%のフェイスパウダー
では、アーダンさんのフェイスパウダーを使ってレポートしましょう。
国産シルク100%のフェイスパウダーは、上品なアイボリーがかった白い色。パフにとって揉み込んでからはたくと、肌にうっすらとヴェールがかかったようになります。このシルクのヴェールが、肌をワントーン明るく見せながら紫外線やホコリなどからも守ってくれるのですね。アーダンさんのラインナップにはリキッドファンデーションもあるので、メイクの仕上げとしてはもちろん、例えばお風呂上がりなどは汗のベタつきを抑えるのにうってつけだと思いました。まさに、すっぴん以上、メイク未満のナチュラルなキレイ肌✨
付けた感触も軽やかなサラサラしていて気持ち良いのです。気に入っています。(^ ^)
アーダンさんのシルクコスメは、自社一貫製造されているだけあってシルク含有量の多さが大きな特徴です。フェイスパウダー以外にもスキンケアラインがとても充実しています。店頭ではクレンジングなども試させていただきました。使用方法がユニークで興味深かったため、機会があればこちらでご紹介できればと思っています。
奄美大島の地から多彩なシルクコスメを世に送り出すアーダンさん。全国の百貨店などで積極的にイベント出展されています。シルクがもたらす肌への優しさと美しさを、ぜひ実感してみてください。
アーダンさんの出展情報はこちらです。
このブログでご紹介させていただいたフェイスパウダーはこちらで購入できます。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
今回ご紹介したご当地コスメが、あなたのキレイに役立ちますように。
ずっと愛されてきたせっけんは、自然豊かな熊本県で採れたよもぎエキス入り!
最新の研究成果を注ぎ込んで開発されるコスメもあれば、昔から愛され受け継がれてきたコスメもありますね。今日は地味だけど確かな品質と存在感でファンを増やし続ける、そんなとっておきのご当地コスメをご紹介しましょう。
飾り気なし。緑色の「よもぎせっけん」
それは20年ほど前のことでしょうか。生協の店舗の日用品コーナーに、素朴なデザインの緑色の箱を見つけました。飾りっ気がないだけに、よもぎの葉のイラストと「よもぎ石けん」の文字が目に飛び込んできます。
これが地の塩社さんを代表する商品「よもぎ石けん」との出合いでした。
石けんの緑色は、よもぎエキスのチカラを感じさせます。洗顔すれば肌になめらか泡でつっぱりにくく、穏やかな使用感で使い心地が良いのです。顔にも、身体にもこれひとつのシンプルさ。
しかし、購入した店舗の陳列棚にはポップもなく、ひっそりと置かれていただけ。
「このよもぎせっけん、私以外にどんな人が使っているのだろう」と思っていました。
熊本県山鹿市の石鹸メーカー「地の塩社」
派手な装飾のないよもぎせっけんの製造元は、「地の塩社」。熊本県山鹿市のメーカーさんです。
さて、時は移り約20年後…。
私は「地の塩社」の方と偶然お会いすることができました!
このブログでちょくちょく登場している唐津市のジャパン・コスメティックセンターには、様々な化粧品業界の企業が会員となっていて、地の塩社さんも名を連ねています。
今年、私は初めてジャパン・コスメティックセンターの総会と懇親会に参加したのですが、懇親会の席で地の塩社さんのネームプレートをされている方を見かけ、ご挨拶と名刺交換させていただきました。地の塩社特販室の河村さんです。よもぎせっけんのことを教えていただきました。
「よもぎせっけんは、弊社の創業者が開発したもので40年以上の歴史があります。よもぎは昔から薬草として使われるほど、その良さが広く知られた植物です。弊社のある熊本県は水に恵まれ土壌も良いところです。この熊本の地で育つよもぎをエキスにして配合したせっけんです」(河村さん)
確かによもぎ葉は煎じて薬にしたり、民間療法でお風呂に入れたりと様々な使われ方をしてきた植物。せっけんならば、よもぎのチカラが日々実感できそうです。
シンプルだからこそ愛される逸品
実は、地の塩社のよもぎせっけんは使っているうちに徐々に色が変わってきます。
「それこそが、弊社のよもぎせっけんである証です。酸化防止剤を使用していないので色が変わってくるのですが、使用には全く差し支えありません。着色料なども使っていません。本当にせっけん素地と水とよもぎエキスだけなんです。弊社はスキンケア商品や洗剤など幅広く製造していますが、よもぎせっけんはロングセラー商品であり、今もなお看板商品と言えます」(河村さん)
棚にひっそりと陳列されていたよもぎせっけん、実はたくさんの方に愛用されていたのですね!本質を知るお客様に支持される、実力派のご当地コスメということを知り、私も嬉しくなりました。
穏やかな使い心地、家族で使える毎日の必需品せっけん
では改めて、よもぎせっけんの使いごこちをレポート!
よもぎエキス入りですが、よもぎせっけんそのものには気になるようなにおいは感じません。しっかりとした硬めのせっけんです。
手で泡だてたり、泡だてネットでモコモコ濃密泡にしたりと使い方はお好みで。私はこの季節、顔に泡だけをのせて、ポンポンしてから洗い流す洗顔法にしています。皮脂量が減少しデリケートに傾きがちな秋冬は、できるだけ肌に刺激を与えず洗顔したいものですね。
洗い上がりはつっぱらず、程よくしっとり。もちろんご家族で使えるせっけんです。
これから乾燥してくる季節、保湿成分よもぎエキスがその力を発揮してくれることでしょう。飾り気はないけど頼れる逸品です。
地の塩社さんの「よもぎせっけん」は生協や一部のドラッグストアなどでも取り扱っています。お近くになければこちらから購入することもできます。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
このご当地コスメがあなたの健やかな美肌づくりに役立ちますように。
オクラ種子エキスはエイジングケアの強〜い味方!オクラ生産日本一の鹿児島県発の濃密泡マスク!
台風と暑さに翻弄された8月も、もう後半です。
洗顔時に「ん?なんとなく肌がしぼんでる?」
と感じることはありませんか?
日傘、帽子、日焼け止めでUVケアに勤しんでいても、
なんとなく肌の調子が下り坂…と思う時は、
立て直すアイテムが欲しくなりますね。
今日ご紹介するのは、鹿児島県発の「Lunarium」です。
こちらも福岡ビューティーショーで見つけたご当地コスメ。
美容成分として、なんとオクラの種子エキスが使用されているのです。
早速、発売元である有限会社エールの倉本さんにお話を伺いました。
- 鹿児島県オクラ生産量の8割を占める指宿市で、オクラの良さを活かしたものづくり。
- 濃密泡のマスクでハリとツヤ!オクラ種子エキスが、エイジングケアの鍵となる理由。
- では「Lunariunm」を使ってみましたよ!
- オクラは食物繊維やポリフェノールなど栄養成分も豊富!手軽にオクラを味わえる商品で健康にも貢献!
鹿児島県オクラ生産量の8割を占める指宿市で、オクラの良さを活かしたものづくり。
まずは指宿市のオクラと商品展開についてのお話です。
「温暖な気候の指宿市はオクラ生産が盛んで、
鹿児島県の一大生産拠点になっています。
その良さを活かしたものづくりを展開しています」。
濃密泡のマスクでハリとツヤ!オクラ種子エキスが、エイジングケアの鍵となる理由。
「オクラを化粧品に活かそうと思ったのは、
オクラの種子に重要な美容成分が含まれていたからです。
完熟オクラ種子エキスには線維芽細胞をサポートする働きがあるのですよ」
と倉本さん。
☝️話の途中ですが、わたくしここで、コスメコンシェルジュとして
皮膚の構造を説明させていただきます。
肌の表皮の下では、真皮層がハリと弾力を保っています。
真皮全体の約70%はコラーゲン繊維が占め、このコラーゲン繊維を結合しているのが
エラスチン繊維。ふたつの繊維の骨組みの間を埋めているのがヒアルロン酸などの
ゼリー状の物質です。
コラーゲン繊維、エラスチン繊維、ヒアルロン酸など
これら真皮を構成する成分を生み出すのが、真皮に存在する『線維芽細胞』です。
年齢を重ねるにつれ線維芽細胞が減ったり働きが衰えたりすることで、
肌のハリや弾力が失われていくのです。
(※日本化粧品検定2級3級P62~64テキストより)
つまり、線維芽細胞をサポートする完熟オクラ種子エキスは
エイジングケア注目の美容素材と言えるのではないでしょうか。
では「Lunariunm」を使ってみましたよ!
ではなぜ美容液ではなく、泡タイプのマスクで商品化されたのでしょうか。
その問いに、倉本さんはこう答えてくださいました。
「完熟オクラ種子エキスの効果を全面的に活かしたい、という想いから、
線維芽細胞活性作用を体感できるアイテムを検討しました。
その結果、このエキスが長時間肌に留まるアイテムはマスクであり、
それもきめ細かな泡タイプであればなかなか届きにくいシワなどの奥まで
届けられると考えたのです」
Lunariumの使い方はとても簡単です。
洗顔してスキンケア後に泡を直径2.5㎝(おおよそ500円玉くらい)ほど手に出します。
目の周りや眉、口元を避けてそっと泡を載せていき、顔全体に広げて、
しばらく置いた後、ハンドプレスで泡をなじませていくだけ。
洗い流しは不要だから、そのまま就寝★
朝の洗顔で、つるつるの手触りを実感できました。
うるおい、ハリ、肌を柔らかくするなど
使い続けるうちに残暑のダメージ肌も徐々に立て直してきた感じです♫
オクラは食物繊維やポリフェノールなど栄養成分も豊富!手軽にオクラを味わえる商品で健康にも貢献!
夏はちょうどオクラの旬。食卓で美味しいオクラを味わうことも
多いと思いますが…オクラの素晴らしさはそれだけではありません。
「例えば、オクラの食物繊維にはお通じ改善の効果だったり、血糖値上昇抑制などの効
果が試験で認められているんですよ。
ポリフェノールも豊富に含まれています」と倉本さん。
オクラの健康効果を活かした商品も開発されています。
「『オクラパウダー』は手軽にオクラをとっていただける商品です。
1包にパウダー加工したオクラ4本分を凝縮しています。スムージーにしたり、
ヨーグルトにかけるのもおすすめです。
『ねばとろオクラポタージュスープ』はお湯を注ぐだけでお召し上がりいただけます。
美容と健康に役立つオクラで、身体の中から美容に役立てていただけます」。
私はオクラパウダーを牛乳に溶かしていただきました。
クセもなく、ほのかな甘みがあって飲みやすい!
ポタージュスープはとろみがあって、こちらもクセがなく美味しい♫
最近、野菜不足だなと感じたら
朝食やランチのお弁当にプラスしたい一品です。
食べて健康によし、肌につけて美容にもよし、の鹿児島県指宿市のオクラ。
ぜひ注目してみてください。
Lunariumu、オクラパウダー、オクラのポタージュスープは
こちらで購入することができます。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
今日のご当地コスメが、あなたの肌悩みに役立ちますように。
界面活性剤不使用なのにオイル入り!?九州ビューティーアワード最高賞を受賞した佐賀県・唐津市加唐島の椿油配合の化粧水。
世界初の特許技術で、進化するご当地コスメ。
毎日暑い日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、このブログの初期にご紹介し、大きな反響をいただいた
最初は石けん、次の年はバーム、今年はついに化粧水が発売になりました!
その名も「TBKスキンローション」です。
5月のHana Marcheと、6月の福岡国際ビューティーショーで
開発者のバーズ・プランニング代表松尾聡子さんに話を伺いました。
「以前からどうしても椿油を使った化粧水を作りたいと思っていたんです。
でもなかなか納得できる内容にならなくて…。
結局完成まで1年ほどかかってしまいました。
それでも中身にこだわって、やっと作り上げたんです」
松尾さんの想いである、加唐島に自生する椿油の素晴らしさを活かした化粧水は、
世界初の特許技術「ナノミキシング技術」によって成し遂げられました。
通常、化粧水は、水性成分に油性成分を配合するために
可溶化の働きを持つ界面活性剤が使用されています。
このTBKスキンローションは椿油をナノ化させることで
水性成分と油性成分を安定混合させています。
ということは、界面活性剤不使用の化粧水ということなんです!
界面活性剤は必ずしも悪いものではありませんが、
コスメ分野は常に技術革新が進んでいます。
この「ナノミキシング技術」によって、
新たな可能性広がる商品が誕生したと言っても過言ではないでしょう。
しかも、このTBKスキンローションの全成分は
水・グリセリン・ツバキ種子油・スクワラン・ヒアルロン酸Naの5つのみ。
グリセリンは植物油を原料としていて自然由来指数1、
ヒアルロン酸はオーガニック由来指数1。
とてもナチュラルであり、かつシンプルな成分で浸透力の高さを誇ります。
夏の肌にうれしいさらりとしたテクスチャー。なのに潤い感も!
さっそくこのTBKスキンローションを使ってみましたよ。
香料もついてなくて、とてもシンプルです。
シュシュっと手にとって、ヒタヒタと顔や首すじにつけていきます。
さっぱりとしたテクスチャーが気持ちいいんです!
まるで水のようにクセがなく、スーッと浸透して
しっとりとした潤いを与えてくれるのです。
これは男性もお子さんも抵抗なく使えるのではないでしょうか。
ある方が「日本人は化粧水が好き」とおっしゃっていましたが、
確かに洗顔したての無防備な肌につける化粧水は、とても重要なアイテムです。
新技術の力で肌に必要なものだけで作ったTBKスキンローションは、
「嘘のない商品を作りたいんです」と語る
松尾さんのこだわりの結晶と言えるでしょう。
Hana Marcheと福岡国際ビューティーショーでは、
化粧水に配合している加唐島の椿油も商品として登場していましたよ。
コールドプレスで搾り、ろ過を繰り返して精製度を高めた椿油は、
上質でとても肌馴染みが早く、使いやすい優れもの。
オイル美容愛好家におすすめです。
TBKスキンローションは第1回九州ビューティーアワード最優秀賞を受賞!8月7日から博多阪急でイベント販売も。
九州国際ビューティーショーでは、
九州・沖縄の地域素材を使った商品が12社出展され、
その中から百貨店バイヤーさんなど流通のバイヤーさんと
一般投票による九州ビューティーアワードも関連企画として行われました。
その結果、
見事TBKスキンローションが第1回の最優秀賞を受賞しました!
そして8月7日( 水)から博多阪急1階メディアステージで
TBKブランドのコスメがイベント販売に登場しますよ!
この機会に、
優れた機能性を持つ地域素材を使い、地域の人々を元気にする
ご当地コスメを、多くの方に知っていただけたらと思います。
TBKナチュラルスキンローションは
こちらから購入することができます。
いつもお読みいただきありがとうございます。
今日ご紹介したご当地コスメが
あなたの役に立ちますように。
クレンジング迷子に超オススメ!肌の潤いを奪いすぎない、翌朝のメイクのりが違ってくる、みんなが待っていたクレンジングエマルジョンを鹿児島から。
素肌にうれしいナチュラルコスメ。鹿児島県大隅半島で育つ植物を活かしたコスメブランド「ボタニカノン」
昔から植物エキスを配合したコスメ、ナチュラル・オーガニックコスメは
安定した人気がありますが
「ボタニカル(植物の)」という言葉は、すっかり定着しましたね。
今回ご紹介するのは、鹿児島県のボタニカルファクトリーさんのコスメブランド
「ボタニカノン」。
Hana Marche2019と福岡ビューティショーに出展されていたボタニカルファクト
リーの黒木さんにお話を伺いました。
「大隅半島は約4000種もの植物が群生する自然豊かな土地です。
この地で育つ契約栽培や野生の植物、規格外の果実など、様々な植物から
芳香蒸留水やアロマオイル、植物エキスをとって、
コスメの開発・製造・販売まで行っています」
ボタニカノンの商品は、石鹸から化粧水、乳液、オイルなどのスキンケアから
ボディケア、シャンプーなどのヘアケア、台所用洗剤まで
植物の多様な力そのままに種類豊富です。
その中で私の目に留まったのが、「クレンジングエマルジョン」でした。
肌に優しい乳液タイプのクレンジング。合成界面活性剤不使用でもメイクが落とせる秘密は?
シルバーのパッケージの「クレンジングエマルジョン」は、
エイジングケア「ディライト」シリーズで、乳液タイプの化粧落としです。
ゲットウ葉水エキスなどの水性成分に、ツバキ油等の油性成分、
数種の植物エキスが配合されて、しかも合成界面活性剤不使用なのです。
ここで、コスメコンシェルジュとして少し私からお話させてください。
界面活性剤は、洗浄だけでなく、乳化や可溶化などの働きがあり、
本来混じり合わない水性成分と油性成分をなじませることで
様々なコスメを作り出すことができます。
界面活性剤は天然のものも合成のものもありますが、どちらであっても
用途に適したものが選ばれています。
なので合成だから悪く天然だから良い、とは一概に言えるものではありません。
だからこそ合成界面活性剤不使用のクレンジングエマルジョンは
どのようにしてメイクを落とすのか、とても興味を引かれたのです。
優しくメイクを落とせる、そんなクレンジングを実現するために。
本当に、クレンジングで悩んでいる女性ってすごく多いのです。
しっかりメイクを落とせるタイプのクレンジングだと、
肌に必要な潤いまで奪ってしまいます。しかしメイク残りは肌トラブルのもと。
「外国産のオーガニックコスメなどでもクレンジングはありましたが、
メイク落とし効果が今ひとつという声が聞かれていました。
なんとか肌に優しくメイクを落とせるクレンジングはできないものかと
油性成分の配合を追究し、この配合にたどり着いたのです」。
そう、メイクは油性成分なので、油性成分で落とすのは理にかなっていること。
例えば外出時のメイク直しの際、乳液でメイクを拭き取る要領に近いのですね。
このクレンジングエマルジョンのポイントは、
顔にまんべんなく塗って1分ほど待つことです。
そしてくるくるメイクとエマルジョンをなじませて、
ぬるま湯で洗い流せば完了です。
「しっとりとした洗い上がりはもちろん、翌朝のメイクののりが違いますよ」
と黒木さんもクレンジングエマルジョンの効果に胸を張ります。
夏のしっかりメイクにはホットガーゼでそっとオフ
それでも夏は化粧崩れしにくい、ロングラスティングタイプの下地や
ファンデーションを使っているから、もっとしっかり落としたい…
という場合、私は顔にクレンジングエマルジョンを塗りなじませて、
お湯で濡らして絞ったガーゼで落としています。
ドラッグストアなど購入したガーゼを、
お湯で濡らして絞って(火傷にご注意)、
頬や額などメイクをしている部分にそっと当て、
こすらないように拭って、メイクをオフしていきます。
ガーゼの面を変えながら、汚れがつかなくなるまでオフしていけば完了です。
クレンジングエマルジョンに馴染んだメイクがきれいに拭き取れ、
肌の潤いはしっかりと守られています。
メイク落としで肌の潤いが失われがち、
いつも満足できるメイク落としを探している、
そんなクレンジング迷子のあなたに、ぜひおすすめしたい逸品です。
期間限定発売!パッションフルーツの蒸留水を使用した化粧水。
もう一つ、ボタニカノンの商品をご紹介しましょう。
ボタニカノンスキンローション ピュアパッションフルーツ。
生産量日本一の鹿児島県産パッションフルーツの蒸留水を100%使用した
期間限定発売の化粧水です。
スプレーすると、パッションフルーツの甘くて爽やかな香りが立ち上ります。
顔にも、ボディにも、髪にも、紫外線にさらされるこの季節、
フルーティな潤いで満たしてくれる逸品です。
工場は小学校の跡地。天然由来100%のコスメ。「食べられるもので作る化粧品」その想いが結集したコスメ、ボタニカノン。
元々は化粧品メーカーに勤務されていた黒木さん。
鹿児島県大隅半島の、廃校になった小学校の跡地を工場にして
ボタニカノンの製造に励まれています。
「私たちのポリシーは「食べられるもので化粧品を作る」なんです。
小学校跡地というのも、ものづくりの場に
良い『気』が流れているように思うのですよ」。
黒木さんの柔和な表情の中に、
「どなたにも喜んでもらえるコスメを、地産素材で作る」
そんな高い志が感じられました。
ボタニカノンのシリーズは
こちらで購入することができます。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
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