tryaging’s diary

コスメコンシェルジュ山内有紀が、日本各地のご当地コスメをご紹介します!。

日本化粧品検定協会コスメコンシェルジュ、ジャパン・コスメティックセンター会員。日本各地のキラリと光るご当地コスメをご紹介しています。使用についてはご自身の判断でお願いいたします。

今の自分に合ったクレンジングを選ぶこと。

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左上:クレンジングオイル、左下:クレンジングミルク、右上クレンジングジェル、右下クレンジングクリーム

コールドクリームが苦手な私に、水で流せるクレンジングクリームは画期的な存在でした。

私がメイクアップを習ったのは高校卒業時に開催された、メイクセミナー。

同級生の女友達と連れ立って行きました。

ベースからファンデーョン、チーク、アイシャドウ、口紅と一通りのメイクアップ。

それを落とす手段はおそらくコールドクリームしかなかった頃でした。

オイリーなクリームをこってり塗られ、くるくるなじませてティッシュでオフ。その後拭き取り化粧水で顔中のコールドクリームを拭き取ります。

このオイリーな感触と拭き取る手間が、当時の私にとっては苦手でした。

しかし、アブラを落とすのは、アブラ。

ファンデーションなどの油性成分は油性のクリームで浮かせて落とすものなのです。

だから、コールドクリームでありながら水で洗い流せる商品が発売された時はとても驚いたのを覚えています。

 

多種多様なクレンジングコスメの中から、自分に合ったクレンジングを見極める。

現在は技術の向上から、本当に多種多様なクレンジングコスメが誕生しています。

たとえばクレンジングオイル。

夏場のウォータープルーフメイクなどを落とすときに強い洗浄力を発揮してくれます。

 

普段のメイクなら、洗浄力は弱めですがさっぱりした洗い上がりのクレンジングミルクかクレンジングジェルを。

 

旅行など手軽にメイクを落としたい時、あるいは夜遅くてメイクを落とすのが億劫な時は、シートタイプのクレンジングが断然手軽で便利です。

 

ただクレンジングオイルは洗浄力が強いだけに、年齢を重ねた肌にとって必要な皮脂も奪い取ってしまうことも。

シートタイプは拭き取り時の摩擦が肌に負担をかけるおそれがあります。

ウォータープルーフのメイクをクレンジングミルクやクレンジングジェルで落とそうとして、必要以上に肌をこすってしまい、肌荒れの原因に繋がることもあるでしょう。

 

だからこそ、クレンジングは使い分けが大事。

様々なタイプの中から、季節や場合によって

今の自分に適したクレンジングを選ぶのがベストなのだという考えに行き着きました。

 

若い頃は苦手だったコールドクリームも、今の年齢だとオイル成分がやさしくメイクを浮かせ、メイクを落とした後もしっとり良好な肌を保てます。

数十年経ってやっとコールドクリームでのクレンジンクの良さに気づいたというわけです。

 

これからどんどん空気が乾燥してきます。

健やかな肌を保つために、ぜひ今のクレンジングを見直してみませんか。

 

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