こんにちは!早いものでもう11月も半ば。
今年は新型コロナの影響で、手を洗う回数が増えましたね。そのためハンドクリームを求める方も増えたように感じます。そこで今回は、手にもボディの保湿ケアにも役立つ
熊本県のご当地コスメを見つけましたのでご紹介させていただきますね。
- COKON LABは、シルク産業復興のために立ち上がる熊本県山鹿市から。
- やまがシルクに期待されている、抜群の保湿力。
- 持続型社会の観点で、地域に根ざした産業から生まれたコスメ。
- 実際にCOKON LABのハンド&ボディクリームを使ってレポ!
COKON LABは、シルク産業復興のために立ち上がる熊本県山鹿市から。
これまでにもシルクを活かしたコスメをご紹介してきましたが、今回は熊本県山鹿市のブランドです。その名はCOKON LAB。
石けん、ハンド&ボディウォッシュ、ハンド&ボディローションの商品を展開されています。10月、福岡市の大丸に出展されているところへ伺い、ご担当の方にお話を聞きました。
「弊社の商品に保湿成分として配合している加水分解シルクは、熊本県山鹿市にある無菌養蚕工場のシルクから作られました。実は蚕はとてもデリケートで病気に弱いのですが、高いクリーンレベルと、温度・湿度管理を徹底することで、1年に24回も高品質な繭を生産できるようになったんですよ」。
養蚕、と聞くとつい昔ながらの蚕を育てる家を連想してしまうのですが、無菌で養蚕を可能にした最新の工場があることは驚きでした。
やまがシルクに期待されている、抜群の保湿力。
シルクを構成するアミノ酸は、人の肌のアミノ酸構成比と似ており親和性が高いことから保湿などの目的でで活用されてきました。日本各地のシルク産地でも様々なシルク配合のコスメがあります。
COKON LABの商品に配合されているやまがシルクは、山鹿市で無農薬栽培された桑の葉から作った飼料を食べて育ち、クリーンルームで育てられた蚕から生産されたもの。他の繭にはない高保湿機能を有することが大きな特徴です。
その保湿力を活かしたアイテム、とても期待できます!
持続型社会の観点で、地域に根ざした産業から生まれたコスメ。
山鹿市は熊本県の北部に位置し、温泉や明治時代の芝居小屋「八千代座」、幻想的で情緒豊かな夏の山鹿灯篭祭りで知られる町です。そして美しい自然に抱かれたところでもあります。
「私たちの会社は『あつまるホールディングス』といい、求人広告の会社が母体です。戦前、日本の養蚕は重要な産業でしたが、時代の波とともに衰退の道を辿ってしまいました。かつて熊本県の山鹿でも盛んに養蚕が行われていたんですよ。
近年改めてシルクに幅広い可能性が見出されるようになり、地域産業創出の一環として、養蚕業に取り組むようになったのです」。
山鹿市での先進的な養蚕は単にシルクの生産だけではなく、地域の耕作放棄地を『天空桑園』という桑畑に活用したり、地域の雇用をも生み出す大きなプロジェクトでもあります。
それは近年各企業が盛んに取り組んでいる、持続可能な開発や地域貢献にも合致するものであります。何気なく手にとったひとつのご当地コスメの背景には、山鹿の地を盛り上げようとする壮大な夢と希望があるのだと知りました。
実際にCOKON LABのハンド&ボディクリームを使ってレポ!
COKON LABのラインナップの中から私が選んだのはハンド&ボディローション。「レーヴブラン」と「ブランプリュム」の2種類の香りから「ブランプリュム」をチョイスしました。
加水分解シルクの他に、シア脂やオリーブ果実油、ツバキ種子油などの天然油脂や天然植物オイルを配合しています。
ポンプから手にとって出したテクスチャーは、ふんわりと柔らかいクリーム状。伸びがよく、豊かな潤いを伴って肌に溶け込んでいきます。リッチだけれどもベタつきはなく、しっとりなめらかな使用感です。
ポンプタイプだから、洗面所においてすぐ使えるのがいいし、お風呂上がりのボディにサッとつけられるのもいいですね!
そしてレモン果皮油などの天然精油の甘さのある柑橘系のフレッシュな香りも、ボディケアのひとときを包んでくれそうです。
この日は購入のノベルティとして繭玉をいただきました。自宅で純白の小さな繭を見つめながら、改めて養蚕の歴史などを紐解き、人間とシルクとの深い深い繋がりに思いを馳せました。
だんだん気温が下がってきて、乾燥が気になってきます。シルクの潤いを、ぜひ体感してみてください。
いつもお読みいただき、ありがとうございます😊この記事が、あなたのコスメ選びの参考になれば嬉しいです!
あつまるホールディングスさんのスキンケアプロダクト、
COKON LABのホームページはこちらです。