北海道洞爺湖町発のご当地コスメ『hinna』。一人の女性が、自分を大切にしてほしい思いで作り上げた、化粧水と乳液。
立春を過ぎたのに、いまだ寒さ厳しい2月です。皆さまいかがお過ごしでしょうか?確定申告や年度末の業務で、忙しくされている方も多いと思います。
そんな中わずかでも、ホッとできる時間を持ちたいもの。女性なら、スキンケアのひとときが当てはまるのではないでしょうか。
今回は、心と肌を潤すスキンケアタイムを過ごしてほしいという想いで開発された、ご当地コスメ『hinna』をご紹介します。
- 美しい洞爺湖町の恵みを肌に届ける、ご当地コスメ『hinna(ヒンナ)』。
- 「洞爺湖の恵みを多くの人に肌で感じてもらいたい」と開発した化粧品。
- 「優しい使い心地」と「実感できる効果」を追求したものづくり。
- ずっと使い続けられる商品をつくるために。
- 商品リリースまでにかかった時間はおよそ1年半。
- それではモイスチャーローションとモイスチャーミルクの使用感レポ!
- 『hinna』は自然に感謝し、自分自身を大切にして欲しい想いを込めたブランド名。
美しい洞爺湖町の恵みを肌に届ける、ご当地コスメ『hinna(ヒンナ)』。
昨年12月、インスタグラムで目に入ってきた美しい湖畔とコスメの画像。そのプロフィールにはこのように記されていました。
頑張っているあなたの「心」と「肌」を潤すスキンケアアイテムを『北海道洞爺湖町』からお届けします。あなたが自分を労わる癒しのスキンケアタイムを過ごせるよう、寄り添います。
(※toya_pirika_shopさんのインスタグラムより)
キー成分に洞爺湖町産の植物エキスを使っている化粧水と乳液です。さっそく、フォローさせていただき、商品を購入して実際に使いながらToya Pirika shop代表の加藤さんにコンタクトをとり、メールで商品開発についてお話しを伺いました。
「洞爺湖の恵みを多くの人に肌で感じてもらいたい」と開発した化粧品。
北海道出身の加藤さんは、以前は銀行員として札幌で忙しく働いていました。結婚を機に、洞爺湖町に移り住むことになりました。そこで洞爺湖の美しい自然と、その土地で採れた産物の素晴らしさを知ります。
特に洞爺湖町産の『赤紫蘇』は手摘みにこだわり、毎年良い株から種を取って育てられているもの。
「西洋ハーブがもてはやされている昨今、日本人に古くから馴染みのある赤紫蘇の美容効果を肌で感じて欲しいと思って選びました」(加藤さん)。
『財田米』も、知る人ぞ知る北海道ブランド米として名高いお米です。
「移住してから知ったのですが、食べてみてあまりの美味しさにびっくりしました」と加藤さんがいうほどの品質の高さです。
「北海道に住んでいながら、これらの素晴らしい自然の恵みについて全く知らなかったことにショックを受けたと同時に、どうにか多くの人に知ってもらえないかと思うようになり、食すだけではなくスキンケアアイテムに配合し、肌で感じてもらいたいと思うようになりました」。
加藤さんの化粧品開発は、この洞爺湖の恵みを知ってもらいたいとの想いが始まりでした。
「優しい使い心地」と「実感できる効果」を追求したものづくり。
もともと肌の乾燥やトラブルに悩んでいたという加藤さん。ドラッグストアやデパートのコスメカウンターなど様々なコスメを試すうちに持ち前の探究心に火が付き、美容・コスメの勉強を始められ、日本化粧品検定の1級も取得されました。
商品開発においては、「優しい使い心地」と「実感できる効果」を追求。保湿効果はもちろん、ハリ・弾力や肌を守るバリア機能にも着目。合成香料や着色料は使わず、自分が納得できる効果が得られるかどうかにこだわったそうです。
キー成分の赤紫蘇エキス・財田米からとれた米エキスの他に、プラセンタエキスや3種のセラミド、16種類のアミノ酸を配合し、保湿を始めとする美容成分も充実しています。
ずっと使い続けられる商品をつくるために。
また、加藤さんは150mlで税込3,300円を越えない価格設定にもこだわりました。
「なぜ税込3,300円なのかというと、ドラッグストアで買えるスキンケア商品の価格に合わせたかったからです。良い商品は高いのが当たり前ではなく、多くの人に使っていただき、そして使い続けられる値段にしたいと考えていました。
1人でやっているからこそ、人件費や固定費などをかけず、商品のクオリティを上げることができています。
この考え方は、銀行員として働いていた時の経験が活きていると思っています」。
確かに、使い続けられる価格かどうかも化粧品選びでは重要な要素です。商品のクオリティを優先するものづくりの姿勢に、加藤さんの誠実な人柄も見えてきます。
商品リリースまでにかかった時間はおよそ1年半。
加藤さんは化粧水と乳液の開発で3回の試作品でサンプルを作成。80人のモニターさんからアンケートを回収し、その結果を参考に製品内容の検討を繰り返しています。
容器の仕入れも新型コロナの影響で時間がかかってしまったり、製造工場で1種類の試作を作ってもらうのに約1ヶ月ほどかかったりしたそうです。
『hinna』の魅力は、加藤さんのひたむきな想いもあるのだと感じます。
それではモイスチャーローションとモイスチャーミルクの使用感レポ!
化粧水は、洗顔後のまっさらな肌に最初につけるもの。
『hinna』のモイスチャーローションは「肌あたりのやさしさ」を追求し、成分の変更を含め、5回の試作品を作られたそうです。
とてもしっとりとしたうるおいで肌を包む、やさしい使い心地です。
ローションの次に使うモイスチャーミルクは、「なじみやすさ」と「べたつかない使用感」にこだわり、6回もの試作を繰り返しただけあって、とろけるようなテクスチャー。手のひらに2プッシュとり、体温で温めてから肌に伸ばすと、しとっと、ふわっと肌が守られているような感覚です。
さらに、この2品を特徴づけているのは、ほのかに立ち上るダマスクバラ花水の香り。肌につける瞬間だけ香って、あと残りしないのも使いやすいと感じました。
『hinna』は自然に感謝し、自分自身を大切にして欲しい想いを込めたブランド名。
加藤さんがブランド名にした『hinna』は、アイヌ語で自然や生き物に感謝する言葉です。たっぷりと肌を包み込むうるおいは、まさに北海道の自然の恵みそのもの。
特に全ての用事を終えた夜、あとは寝るだけの短いスキンケアの時間に、ほっと心ときほぐすテクスチャーは、日々忙しい現代女性にとって大切な贈り物だと言えそうです。
最後に、加藤さんの印象的な言葉をご紹介します。
「私は、スキンケアは自分の手で自分を労る癒やしの時間であると考えています。
『hinna』を使って、妻でもなく、母親でもなく、仕事の先輩でもないただの自分自身を大切にして欲しいと願っています」。
今回ご紹介したご当地コスメが、あなたのコスメ選びのヒントになれば幸いです。
『hinna』の商品はこちらのウェブサイトからご覧いただけます。