tryaging’s diary

コスメコンシェルジュ山内有紀が、日本各地のご当地コスメをご紹介します!。

日本化粧品検定協会コスメコンシェルジュ、ジャパン・コスメティックセンター会員。日本各地のキラリと光るご当地コスメをご紹介しています。使用についてはご自身の判断でお願いいたします。

ご当地コスメ奈良県。大和茶をはじめ日本各地の自然素材の恵みを集めたオーガニックブランド!

自然の恵みをダイレクトに。洗練されたパッケージに心もときめくワイルドクラフトコスメ

奈良県で生まれた、日本人の肌を想い、日本の植物を活かすオーガニックコスメ。

今回ご紹介するのは、日本のオーガニックコスメの草分けとして、30年もの歴史を持つ奈良県のクレコスさんです。社名を冠した国産オーガニックコスメ『CRECOS』と、ワイルドクラフトコスメ『QUON』の二つのブランドで、スキンケアからメイクアップアイテムまで幅広く展開されています。

日本地図はfuchiさんのウェブサイトstartpointから引用。※白地図から改変 いつもありがとうございます! https://www.start-point.net/

 

すでに各地のショップで販売されているため、もはやご当地コスメの範疇に収まらないかもしれません。ですが、日本各地の農産物を美しい肌へと導く成分として活かしていることや、〝身土不二〟の考え方、コスメの原料を作っている生産農家さんとつながっていることなどを知るにつれ、個人的に「これは使ってみたいし、いつか紹介したいな…」という気持ちを持ち続けていたのでした。

 

最近インスタグラムのフォローをきっかけにやりとりさせていただいたことから、今回のブログ記事へとつながりました。

さらに、クレコスさんのご厚意で素晴らしい写真をお借りすることができました。

写真でQUONの世界観を鑑賞しつつ、お読みいただければ幸いです!(以下、*印の写真は全てクレコスさんからおかりしたものです)

 

奈良県の大和茶をキー原料に展開する、ワイルドクラフトコスメ『QUON』。

奈良県は、良質なお茶の産地でもあります*

〝ワイルドクラフト〟という農法をご存じでしょうか?肥料や農薬を用いず、土すらも耕さず、田畑に生息する多様な植物や虫たちを敵としない、命の営みに沿った農法のことです。

QUONでは、奈良県都祁(つげ)で、耕作放棄地を再生しワイルドクラフトで栽培した大和茶をキー原料としています。

標高500m。奈良の大和高原で、陽光にきらめく大和茶の葉*

大和茶は、部分によって、異なる美肌成分が含まれています。肌のキメを整える茶カテキンが含まれている『葉』、サポニンが肌荒れを防ぎ、ツヤを与える『花』、潤いとハリを与えるオレイン酸が豊富な『実』。QUONには、この3つの成分が活かされています。

イキイキとした大和茶のエネルギーを、そのままコスメに*

いろいろな商品の中から、私が購入したのは『初摘みミスト2022』と『サブティライザー ボディシュガークスラブ』。

いわゆるスキンケアアイテムではなく、季節感があったり、その時の肌悩みをケアするアイテムを選んでみました。

 

それではQUONの商品を使ってレポ!

毎年、その年の初摘みをイメージしてデザインされるパッケージ。2022年はハワイ在住のアーティスト・山崎美弥子さんの作品*

『初摘みミスト2022』まるで、大和茶のヌーヴォー。みずみずしく広がるフレッシュな香り。

ミストタイプの化粧水で、大きな特徴は、その年の初摘み茶の芳香蒸留水(全成分ではチャ葉水)をメインにしていること。期間限定商品だから売り切れてしまえば販売終了という、希少な化粧水です。ハッカ水やハマメリス(収れん)やアロエベラ(保湿)などの美容成分も配合されています。

ミストタイプだから、洗顔後や、お風呂上がりのボディの保湿にもいいですし、ヘアミストにもできる、使い勝手の良い一品。

ラベンダーやニオイテンジクアオイ油などのやわらかな香りも魅力的です。

 

広報担当の中本さんに、『初摘みミスト2022』のポイントと想いをお伺いしました。

「季節を楽しんでいただきたいと、冬を越えて最初に収穫する一番茶(初摘み茶葉)を使った化粧水です。

摘み取った茶葉を、短い期間でコスメにできるのは自社で企画製造しているからこそ。

フレッシュな初摘み茶を使ったこの1本で、素肌を楽しんでいただきたい!と思っています」。

2022年初摘み茶葉の芳香蒸留水のみずみずしさを、たっぷり素肌に*

私は、仕事の合間に使っています。単純に保湿したいのもありますが、ずーっとパソコンに向かって原稿を書いていると、頭がショートしてくると言いますか、煮詰まってきてしまうのです。そんな時にシュッ!ふわっと香りが広がり、みずみずしいミストが肌を包んで、その場がフレッシュに!クールダウンしたい時におすすめです。

 

『サブティライザー ボディシュガークスラブ』シャリッ、トロッ感触で古い角質をオフするボディスクラブ。

サトウキビ由来のシュガーに、聖なるハーブ・ホーリーバジルをブレンド!*

広報担当の中本さんに、『サブティライザー ボディシュガークスラブ』のポイントと想いをお伺いしました。

「うるおいを感じられてお肌に心地いいスクラブを、と考えて選んだのがサトウキビ由来の素焚糖(すだきとう)とホーリーバジルのハーブオイルでした。ミネラルをたっぷり含んだ素焚糖が、肌の上で優しく溶けていきます。唇のケアにも使えるほど優しく、余分な角質を落とす動きがマッサージにもなるのがポイントです。

ホーリーバジルは、佐賀県耕作放棄地で栽培されているものを使用しています。

ホーリーバジルの別名はトゥルシー。サンスクリット語で「比類なきもの」を意味する名前だとか。エッセンシャルオイルハーブティー、料理などにも使われてきました*

甘くスパイシーな香りを放つ、ホーリーバジル*

精油をオリジナル配合したシトラスフローラルの香りで、リラックスのひとときを楽しみながら使っていただければと思います」。

使ってみると、まずシトラスフローラルの香りにうっとり*

シュガースクラブのシャリッとしてトロッとした感触、しっとり感の残る洗い上がりがたまりません。何よりも、あと肌の感触がふんわりとして、くせになります。

ホーリーバジルのエキスのほかにチャ種子油やツバキ種子油などが配合され、植物のパワーを感じる一品です。

 

過去から伝わる大切なものが、ずっと続きますように。

日本の風土、農業、人々の想いが込められたコスメ*

ブラント名のQUONは、『久遠』という言葉に由来しています。

過去と未来、あることがいつまでも続くという意味を持つこの言葉は、サステナブルな生活の大切さに気づき始めた現代において、ひときわ大きな意味を持つように思います。

日本の風土や作物、農業に携わる人々とのつながりや、天然成分100%と化学物質フリーを叶えていること。

どれも、QUONの考え方の表れに他なりません。

 

ですがまずは、気負わずに。

爽やかでフレッシュな香りとテクスチャーを楽しんで使ってみてほしい、そんなご当地コスメです。

 

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

クレコスさんのWEBサイトはこちらです。

www.quon-cosme.jp


 

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