tryaging’s diary

コスメコンシェルジュ山内有紀が、日本各地のご当地コスメをご紹介します!。

日本化粧品検定協会コスメコンシェルジュ、ジャパン・コスメティックセンター会員。日本各地のキラリと光るご当地コスメをご紹介しています。使用についてはご自身の判断でお願いいたします。

ご当地コスメが導く、明るい未来。

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唐津のみかんの花のつぼみです。『ネロリ』として高価な化粧品原料になります。私がご当地コスメの奥深さに目覚めるきっかけとなりました

すっかり秋本番ですね!いかがお過ごしでしょうか?

 勉強の秋…とまではいきませんが、仕事をしつつ、

オンラインセミナーや化粧品・美容関係のテキストを

めくる日々が続いております。

 

さて近年の化粧品の大きな潮流といえば

サステナブル」「エシカル」「SDGs」。

これらを意識したブランドの登場や

各化粧品メーカーの持続可能型社会への取り組みが進んできました。

詰め替え用や過剰包装を避ける、リサイクル素材の活用、

売り上げの中からの寄付などなど、多くの取り組みが行われています。

 

特に「エシカルコスメ」は女性向けメディアでも注目されているようです。

フェアトレードで生産者を不当労働から守る、経済的自立を支援する、

環境負荷に配慮した容器を使う、などなど、

地球環境や生産者にも配慮したコスメは、

消費者にとって社会貢献できるところが魅力なのかもしれません。

 

そこで「エシカルコスメ」を色々調べていくうちに、

千葉商科大学さんのウェブメディアを見つけました。

www.cuc.ac.jp

上記サイトのエシカルコスメの要件の中から、

「社会にやさしい」という項目があります。その中の

地域資源を活用している 地域の地場産業や伝統技術、雇用を守っている」

のところで

「ご当地コスメも当てはまるのでは」と思ったわけです。

 

佐賀県唐津市のご当地コスメを皮切りに、私が出合った

日本各地の地域素材を使ったご当地コスメたち。

いずれもそれを作った方々の、地域への熱い想いが溢れていました。

「自分たちが住んでいる地域素材の良さを実感して欲しい…」

「それが多くの人々に広がることで、地域活性化につながれば…」

それは、今住んでいる地域の明るい未来を願う気持ちにほかなりません。

 

海外のエシカルコスメもいいけれど、

普段使うアイテムに何か一品、

日本の地域素材を使ったご当地コスメを取り入れて欲しいのです。

一過性のトレンドでは終わらない、深い魅力があると確信しています。

 

コスメは美しくなるために使うもの。

同時に、使う人の意志を反映するものではないでしょうか。

だからこそ今住んでいる地域の、

そして日本各地の素晴らしさを再発見し、

その地域や関わる人々を応援できたらいいなと私は思うのです。

 

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