鹿児島県のご当地コスメブランド「ボタニカノン」が出展されると知り、
行ってきました!
「ボタニカノン」といえば…去年のブログで
クレンジングエマルジョンとパッションフルーツの化粧水を
ご紹介させていただきましたね。
合成界面活性剤を使わないクレンジングエマルジョンのやさしい使い心地は
感激ものでした😊
今回は、スキンケアシリーズがリニューアルし、パッケージも一新。
その辺りも含めて、ボタニカルファクトリー代表の黒木さんにお話を伺いました。
- ナチュラルコスメの「香り」「品質」を守るために容器をチェンジ。
- よりナチュラルに、美しく。植物のパワーを活かすラインナップ。
- では、ゲットウの化粧水とエマルジョンを使ってレポ!
- 地域農業との連携で、コスメを通して地元への貢献を。
ナチュラルコスメの「香り」「品質」を守るために容器をチェンジ。
地元南大隅町の植物を使った、ナチュラルコスメブランド「ボタニカノン」。
とれたての植物の恵みを活かして作られるため、使用期限が短く設定され、
開封したら60〜90日で使い切らなければなりませんでした。
この点を解決するために、ボタニカルファクトリーさんは従来の容器を
食品の容器に用いられるボトルに変えたのです。
これにより、未開封でも開封後でも鮮度を保持できる期間が長くなり、
使うたびにフレッシュなアロマやハーブの香りが楽しめるようになったのだそうです。
よりナチュラルに、美しく。植物のパワーを活かすラインナップ。
ボタニカノンのスキンケア、特に化粧水の特徴は、
それぞれの植物の蒸留水を加水せずに使用していること。
肌にハリツヤを与えるホーリーバジルや、
キメを整える芳樟、肌を引き締めるティーツリーや
柔軟にしてうるおい肌へ導くゲットウの4種から、
今の肌状態にふさわしいものを選ぶことができます。
「この化粧水に、フェイスオイルかエマルジョンを
組み合わせて使っていただくように構成しています」と黒木さん。
エマルジョン(乳液)は、上記の化粧水に用いられた4種の蒸留水を配合し、
水添レシチンで乳化させてつくっています。
「ケミカルフリーだと、どうしてもラインナップが限られてしまいますが…」
と黒木さんはおっしゃいますが、容器の改善や、
植物のもつ力をより多く引き出そうとチャレンジするものづくりは
自然派コスメ好きの心をガッチリと掴みます。
昨年のクレンジングエマルジョンは高級ラインだったのですが、
今回のリニューアルで手を出しやすい価格に。ファンが増えそうな予感です。
では、ゲットウの化粧水とエマルジョンを使ってレポ!
今回、私が購入したのはゲットウの化粧水とエマルジョン。
化粧水は薄い色合いで、青々しい月桃の香りの後に
様々な果実エキスのものでしょうか、甘い香りがほんのりと漂います。
ゆるくとろみのある感触で、すうっと肌に馴染みます。
ゲットウの化粧水にも、エマルジョンにも保湿成分として
シロキクラゲ多糖体が配合されています。
「保湿成分にはヒアルロン酸がよく使われますが、
植物性のものをという要望にお応えました」と黒木さん。
ベタつかないけど、しっとりと柔らかい使い心地が
自然素材だけで実現できていることに、改めて感動です。
地域農業との連携で、コスメを通して地元への貢献を。
ボタニカノンファクトリーが使用しているのは、契約農家が農薬不使用で栽培した
ハーブ類。他にも地元の農産品の蒸留水や抽出エキスも原料となります。
私が去年購入して魅了されたパッションフルーツの化粧水も、
地域農業との連携の賜物です。
傷がついて売れないものや、未完熟のものなどは廃棄されてしまいます。
それを買い取って化粧品原料として活用しています」。
農薬不使用で農産物を育てることは容易いことではないからこそ、
廃棄してしまうのではなく、しっかり使い切る。その恵みを活かし切る。
それは自然環境を守ることにつながりますし、
地域の経済を守ることにもつながります。
消費者の私たちにとっても嬉しいことだと思うのです。
「(大隅半島は)植物素材は豊富にありますから。冬になればたんかんの
化粧水も限定で出していますよ」。
食べもの発想で、植物の力を引き出したケミカルフリーのコスメ。
南大隅町の地で黒木さんの描く未来はどんどん広がります。
ボタニカルファクトリーさんのサイトはこちらです。
黒木さんにお会いしてからブログをアップするまで時間がかかってしまいましたが、
10月16日に講談社FRaU エシカルアワードを受賞されました。
このブログが、あなたのエシカルコスメ選びのお役に立ちますように。