tryaging’s diary

コスメコンシェルジュ山内有紀が、日本各地のご当地コスメをご紹介します!。

日本化粧品検定協会コスメコンシェルジュ、ジャパン・コスメティックセンター会員。日本各地のキラリと光るご当地コスメをご紹介しています。使用についてはご自身の判断でお願いいたします。

富山県のご当地コスメは、女性たちに受け継がれてきた和漢植物「トウキ」の葉を活用!

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今年の春デビューした、富山県の化粧品ブランド「LA LA HONEY」さんのコスメシリーズ

こんにちは!ご当地コスメブロガーの山内有紀です!(←最近はこう名乗っています)

最近のご当地コスメ情報収集源はSNSになりました。

今日は、ツイッターで見かけた富山県の化粧品ブランド

「LA LA HONEY」さんのコスメをご紹介いたします。🍀

 

 

富山の豊かな自然の恵みを活かしたスキンケアブランド「LA LA HONEY」さん。

3月のある日ツイッターを見ていると、

「メイドイン富山のトウキ葉エキス配合化粧品プロジェクト」の

クラウドファンディングのツイートが目に入ってきました。

ツイートされているのはLALA HONEYさん。

富山県産蜂蜜や富山湾海洋深層水などを使った自然派化粧品を販売している

富山県のブランドです。

 

富山は北アルプス連邦の豊富な水資源と気候に恵まれ、

和漢植物の栽培が行われています。そのひとつが「トウキ」。

古くから健康に欠かせない原料として受け継がれてきた貴重な植物です。

 

しかし国産のトウキは栽培に手間がかかり、輸入品に押され、

高値がつかないという問題があったそうです。

このトウキを持続的に生産していくために、

LALA HONEYさんは、

トウキの葉からエキスを抽出して配合した

スキンケアコスメを企画・製造・販売するプロジェクトを立ち上げました。

 

実はトウキが用いられるのは主に根の部分で、

葉の多くは廃棄されてきたのだとか(もったいない!)。

トウキの葉にもビタミンEなどの栄養成分が含まれています。

このトウキの葉を有効活用すること、

Made in TOYAMAを全国に発信すること、

栽培農家さんを支援したいというストーリーは

多くの人々の賛同をえて、目標を大きく越える支援が集まりました!

 

クラウドファンディングで紹介されていたトウキ葉コスメが我が家に。

 クラウドファンディングの記事で興味を持った私もこのプロジェクトに賛同!

ついにリターン品となる富山のトウキ葉コスメシリーズが届きました😊

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リターン品として届いたトウキ葉コスメシリーズ。お手紙も添えられていました✉️

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すべてトウキ葉エキス配合の化粧水、オイル、石けん、リップクリーム

私は購入する側にとってクラウドファンディング

実行者の思いや優れた技術を駆使した良い商品作りを応援という形で

購入できる新しい仕組みのように捉えています。

なので、届いたときはすごくワクワクしました!😊

 

トウキの葉をモチーフにしたマークと深いグリーンのデザインもシンプル。

和漢植物を活かしたご当地コスメの新しいスタイルを感じさせます。

 

では、LALA HONEYさんのトウキ葉コスメを使ってレポート!

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今回使ったのはトウキ葉化粧水とトウキ葉美容オイル。まずは化粧水から!

トウキ葉化粧水には、富山県海洋深層水富山県産蜂蜜、立山の雪解け水を使い、

トウキ葉エキスの他にも保湿成分としてシロキクラゲエキスや

肌を健やかに保つローズウォーター、グリチルリチン酸2Kが配合されています。

手に取ると、少しとろみを感じて、すんなり馴染みます。

 

トウキ葉エキス配合オイルは夏の乾燥にも!

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サラッと馴染む透明のオイル。ボディケアにも使っています

トウキ葉美容オイルは、スクワランオイルやアルガニアスピノザ核油、

ローズ油などの植物オイルにトウキ葉エキスを配合。

化粧水の後にオイルを使うと、よりしっとり。いい感じです。

 

古くから日本各地へ健康を届けてきた

歴史と知見を有する富山県ならではの

ご当地コスメといっても過言ではないでしょう。

 

愛しい人よ、当(まさ)に帰れ。女性たちを支えてきたトウキの伝説。

トウキはセリ科で、小さな小さな花をつける植物です。

漢字で「当帰」と書きますが、その名前にはいくつもの伝説がありました。

伝説の常として、設定や登場人物が異なっている場合が多いのですが、

共通しているのは、

不調に悩む女性が、愛する人の不在を悲しみ、当帰を飲むことで回復した、

という筋立てです。

愛しい人のために健やかでありたい、

あるいはもう大丈夫だから帰ってきて欲しい、

そんないにしえの女性たちの切なる願いによって受け継がれてきたトウキ。

LALA HONEYさんのトウキ葉化粧品シリーズは、

トウキの新たな魅力を形にしています。

 

久しぶりの更新となりました。

ご紹介のご当地コスメが、あなたのお役に立ちますように。

 

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高い抗酸化力で大人気!化粧品原料「フラーレン」勉強会に参加しました。

 

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美白、抗シワ、保湿…フラーレンの美容パワーに迫りました!

去る6月24日、私は日本化粧品検定協会の「フラーレン勉強会」に参加しました!

 

お話しは「ビタミンC60バイオリサーチ」様。

世界で初めてフラーレンを化粧品原料に活用したパイオニアメーカーです。

実は化粧品のコピーライティングのお仕事で、フラーレンの存在は知っていました。

今回はもっと深く、フラーレンの歴史から研究、

化粧品原料としての美容効果に関することなどを学べた充実のセミナーでした。

 

 

フラーレンは炭素同素体。優れた抗酸化力に抜群の安定性持続力も!

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キレイなサッカーボール状のフラーレン。1985年に発見され、発見者はノーベル賞を受賞しています

 

フラーレンとは、サッカーボールのような美しい形の炭素同素体。ちなみに同じ炭素のみからなる物質にダイヤモンドがあるんですよ💎

 

化粧品原料としてフラーレンが引っ張りだこなのは、その高い抗酸化力。

 

活性酸素は肌トラブルを引き起こす大きな要因です。

紫外線をはじめ大気汚染などの外的要因でも、

また日々の生活から受けるストレスからも活性酸素は発生します。

それが、ニキビ・肌荒れ・シワ・シミ・赤みや毛穴の目立ちなど

あらゆる肌トラブルを引き起こしてしまいます。

フラーレンの抗酸化力は、抗酸化物質としてよく知られるビタミンCのなんと250倍!

また、持続性・安定性にも優れていることがわかっています。

ニキビに悩む若い世代はもちろん、年々肌悩みが深まるアラフィフ世代にとっても、

心強い化粧品原料なのです。

 

フラーレンのプロ集団』として。

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特許証・商標登録証がずらり!まさにフラーレンを究めたメーカーさんです

ビタミンC60バイオリサーチ様は20年にわたり、

フラーレンの持つ抗酸化作用や、保湿や抗シワ、美白などの美容効果を研究。

豊富な臨床試験実績を有し、いくつもの特許を取得されています。

現在ビタミンC60バイオリサーチ様が取り扱っている化粧品原料のフラーレンは、

水溶性の「ラジカルスポンジ®️」をはじめとして、油溶性、

パウダー状、リポソーム化用、サンケア専用、ヘアケア専用の6種類があり、

用途に応じて様々な形で化粧品に配合されています。

まさにフラーレンを知り尽くしたフラーレンのプロ集団なのですね。

 

サスティナビリティにも配慮した「リポフラーレン®️N」が登場!

その中で、今年4月に油溶性フラーレンである「リポフラーレン®️」がリニューアル。

100%植物由来の「リポフラーレン®️N」として登場しました。

由来となる植物は大切に育てられた国産の杉🌲。

グリーンウッド法という法律に基づいて得られたフラーレンです。

サスティナビリティと環境への配慮という時代の要請に合わせて誕生した

リポフラーレン®️Nは、これから商品に活用されるのだとか👏

使ってキレイになれて、持続可能な社会にも貢献できる化粧品原料として、

どのような化粧品に配合されるのかとても楽しみです!

 

化粧品原料としての歴史は20年ほどながら、

その効果の高さや安全性の高さからドクターズコスメとして

採用されてきたフラーレン

今ではフラーレン配合するコスメブランドも増え、

身近な存在になってきました。

フラーレンを規定値以上配合している商品には、

フラーレンロゴマークが使用されています。

ぜひ皆さまの化粧品選びの参考になさっていただけましたら幸いです。

#フラーレン #フラーレン美ラボ #フラーレン勉強会 

 

※画像はビタミンC60バイオリサーチさまよりご提供いただきました

 

 

 


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ご当地コスメ・長崎県。「junero」は、大地とネロリの香り。生産者の想いが詰まったみずみずしいテクスチャーのボディミルク。

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juneroのボディミルク。シンプルなパッケージです

久しぶりのご当地コスメ投稿になります!

この春は閉塞感に覆われ、戸惑いと不安の中で過ごした方も多かったと思います。

そんな中でも、ふと窓から外を見れば、

すっかり新緑に包まれ花々が美しく咲いています。

いつもと同じ自然と季節が見せてくれる風景、そしてその香りは何よりの癒し。

日本各地、花々が咲く季節に、私が選んだご当地コスメ。

今回は長崎県からご紹介いたします。

 新しい農業を目指し、長崎県で柑橘類を栽培する「YAMABE KAJUEN」

最近、私はご当地コスメ情報をインスタグラムで収集しています。

その中でフォローさせていただいているのが、「YAMABE KAJUEN」さんです。

代表である山辺吉伸さんは、新しい農業を創造し、耕作放棄地の再生を目指して

長崎県佐世保市西海市で、柑橘類やハーブを栽培されています。

有機JAS認証を取得して栽培されたみかんを出荷するだけでなく、

その農産物を活かしてジャムやドライフルーツなどの加工食品も展開。

2019年にはコスメブランド「junero」も立ち上げました。

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「junero」パンフレットより。オーガニック果樹園がつくるコスメシリーズと加工食品

ヘアケアへ、コスメへ、有機JAS認証栽培の柑橘の魅力を余すところなく

このブログでも、過去に唐津市耕作放棄地となったミカンハウスで

みかんの花摘みの模様をご紹介させていただきました。

摘んだ花(つぼみ)から抽出したネロリは、わずかな量ですが凛とした香りで

とても価値の高い化粧品原料になります。

このYAMABE KAJUENさんでも摘みたての橙の花からネロリを抽出し、

化粧品の原料としてオリジナルのコスメを開発。

「junero」(ジュネロ)ブランドとして

精油や花水を配合したクリームやボディミルク、

シャンプー、トリートメントなどの商品を展開されています。

それだけでなく、直営店や出展でのワークショップなども積極的に開催されています。

 

正直、私はご当地コスメを自分のテーマとするまで「オーガニック」を

コスメや農産物の一つのジャンルとしてしか捉えていませんでした。

「安心して消費できる」「環境に優しい」といったイメージがありますが

土づくりや草取り、虫取りなどオーガニックにするための

労力は農家さんにかかっています。

安定した収穫のためには畑の面積が必要になり、維持管理は膨大なもの。

その労力の賜物と言えるネロリを、コスメでも花開かせようとされている

山辺さんのチャレンジに私は敬服し、

商品を試してみたい!と思ったのでした。

 

不安に包まれたとき、寄り添ってくれるネロリの香り

折しも新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令されていました。

ネロリの花咲くシーズンがやってくるのに、

山辺さんは企画されていた花摘み蒸留体験も

中止せざるを得ない状況でした。

それでも、注文され応援してくださるお客様のために何かできることはないかと考え、

山辺さんは一滴のネロリ精油を小さなビンに入れ商品と一緒に届けたのだそうです。

私が注文した商品にも、一滴のネロリの小ビンが添えられていました。

ネロリの香りは、はっとするほど、気高く清らか。

その香りで不安を感じている方に寄り添うことができれば…という

山辺さんの想いでした。

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ネロリ精油が入った小ビン。蓋を開けると驚くほどの清々しい香りが広がります

ネロリ精油と花水が配合されたボディミルクに込められた、生産者の想い

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ボディミルクとともに届けられた「junero」パンフレットと青みかんキャンディ、ネロリ精油、代表である山辺さんのお手紙
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軽いテクスチャーでこれからの季節にぴったり!伸びもいいのです

私が選んだのはボディミルク。おうち時間のボディケアに使いたいと思ったからです。

juneroのボディミルクは少しでも傾けると流れてしまうほど

さらさらしていて、すーっと軽く伸ばせます。

そしてほのかに立ち上るのは、橙の育つ大地の香りと、

ネロリビターオレンジの爽やかな香気。

ネロリ精油よりも少しだけ甘い、柑橘果実特有のフレッシュさも楽しめる香りです。

コメヌカオイルやヒアルロン酸ブレンドされていて、保湿もしっかり。

肌にみずみずしく伸び、しっとりとした使用感が得られます。

 

肩にも塗ってボディトリートメントすれば、

自粛疲れもときほぐすような、リラックスタイムが楽しめました!

ネロリそのものが持つ優雅で気品ある香りで幸せな気持ちに…

そんな想いが感じられるボディミルクです。

 

今、自分に何ができるか?ご当地コスメを通して私が思うこと

ようやく全域で緊急事態宣言が解除されましたが、

まだまだ新型コロナウイルスを警戒する日々は続きます。

その中で、自分をリラックスさせたり、モチベーションを高めるツールとして

コスメを使っている人も多いことでしょう。

では何を使うか?その選択肢の中に、ご当地コスメを加えていただきたいのです。

近年、ご当地コスメのクオリティはすごく上がっていて

美容に敏感な人たちもその良さに注目し始めています。

そしてコロナ禍に見舞われた日本のあちこちで、

今できることを黙々と誠実に行っている生産者の方を

少しでも応援できればいいなと思っています。

 

YAMABE KAJUENさんのjuneroシリーズはこちらから購入することができます。

junero.net

 

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WEBメディア『モノシル 』さんに口コミを掲載していただきました

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モノシル さんより画像お借りしました

徐々に緊急事態宣言が解除されてきましたね。

感染リスクの中、お仕事をされている

医療・介護・運輸・流通・公共サービスなどなど、

多くのみなさまに深く感謝申し上げます。

これから明るい兆しが見えてくればと心から願います。

 

さて、この度、私はご縁をいただき、

WEBメディア「モノシル」さんにて

スキンケアコスメの口コミを掲載させていただきました。

自分が実際に使って気に入ったもの、ここがいいと思った点などを

書かせていただきました。

プチプラ、薬用化粧品、一点集中型、一石二鳥系、通販系など様々ですが、

私と近い年代の方、肌質が似ている方は

参考になさっていただけると思います。

 

自粛期間は何かとストレスもたまりがちですが、その中でも楽しみを忘れたくない。

例えばいつもよりも時間をかけてスキンケアができたり、

気になっていたブランドの新しいコスメを使ってみたり…。

肌と対話するスキンケアのひととき、

そのような「おうち美容」の一助になれば幸いです。

 

また、「モノシル」さんのサイトには

スキンケア以外にもメイクなど専門家による様々な商品の口コミが

寄せられているので、購入を検討している方にはとても便利だと思いますよ。

 

「モノシル 」さんのサイトはこちらです。

ぜひご覧くださいませ😊

monocil.jp

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お題「#おうち時間

青いルージュで、こもりきりな毎日を吹っ飛ばせ!

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写メ撮ると実物以上にメタリックになりました

まずは新型コロナウイルスによりご逝去された方に、謹んでお悔やみ申し上げます。

闘病中の方、ご家族の方、心よりお見舞い申し上げます。

私たちが今できることは、三密を避ける、換気、不要不急の外出を避ける、

でも買い占めなどに走らず、デマをスルーすること。

(こんな状況の時に目を疑うようなデマがSNSに流れてきますが…)

当たり前だけど、感染を広げないように注意する生活を送っています。

 

 こんな時こそコスメの力を借りよう!

でも少しずつこれまでの日常が崩れてしまい、

心理的なゆとりがなくなっているように感じます。

だからこそ、こんな時こそ、私はコスメの力を借りたいと思うのです。

アロマもいいですよね🌱^^

と、いうわけで今日はご当地コスメお休みです…(次回乞うご期待です)

 

カネボウのN-ルージュに心惹かれました!

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シンプルでスクエアなパッケージ、小技が効いています

今年早々に、化粧品のCMで注目したのが「カネボウ」でした。

聞き覚えのあるCMソング…渡辺真知子さんの「唇よ熱く君を語れ」のカバー。

懐かしさとともに、当時のメイクに対するワクワクした想いも蘇ってきたのです。

あれから数十年経ちますが、また新鮮な気持ちで1本の口紅を取り寄せました。

カネボウの新作N-ルージュ 133 フジメタリックです。

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塗ってみるとこんな感じです。青みがかったラメがキレイ。わかりにくいかな…?

1本のルージュがくれる元気を。

メイクは身だしなみであったり、モテるためのものだったりしますが

自分が自分らしくあるため、またこうありたいと思う自分になるためのものでもある。

 

今、ほとんど家の中で仕事をしていますが、私はこの青いルージュをつけてます。

外出時のマスクの下にも😷

掟破りな、自己満足メイクかもしれないけれど、

人は自分が気に入ったコスメをつけることで、生きるエネルギーを得られると

私は本気で思っています。(女性に限らず男性も、トランスジェンダーの方も)

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手持ちの口紅に青いルージュを重ねて。本来の用途は色・質感チェンジみたいですが…

今、医療・介護・流通・サービス・行政・インフラ等、

出勤せざるを得ない方々に対して何もできない自分を歯痒く思っていますが

唯一できることが、「健康でいること・感染を広げないよう家にいること」。

コスメが、メイクが元気の源になると信じ、

これからも素敵なコスメをご紹介してまいります。

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます😊

ご健康を心よりお祈りしております✨

 

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糸島のご当地コスメは海辺の工房生まれ。糸島素材を活かしたナチュラル手づくり石けん!

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モチーフも愛らしくナチュラルに。糸島の海辺で手づくりされる暇楽さんの石けん。左:甘桜の美精石けん 右:蜜の華石けん

もう桜の花だよりもあちこちで聞かれる頃になりましたね🌸

今回のご当地コスメは、皆さまを糸島の海へお連れいたします。

そして私が十数年前に見つけた小さな、

でもとても素敵な石けん工房があるんです。

では出発しましょう〜

 

 

福岡の人気スポット・糸島半島は島じゃない!?

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糸島市の地図。赤い丸で囲んでいる部分が今回訪れた場所です

「糸島というから島だと思っていた」という方もいらっしゃるかもしれませんね。

糸島は玄界灘に突き出た半島なのです。

 

国宝・大型内行花文鏡が出土した平原遺跡など、古墳や遺跡も点在。

魏志倭人伝の「伊都国」との関連性も指摘されている歴史のある土地です。

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晴天に恵まれました。漁船が静かに浮かぶ岐志漁港

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糸島名物牡蠣小屋が軒を連ねています。シーズン終盤ですが、例年はもっと賑わうのでしょう

糸島の魅力といえば、豊かな自然と、美味しい農産物や海産物。

牡蠣小屋は冬の風物詩としておなじみです。

二見ヶ浦をはじめ海辺はサーフスポットとして、サーファーたちに大人気。

夕日が美しいサンセットロードの脇には、海外リゾートのような雰囲気の

お洒落なカフェやレストランもあるんです。

 

そして、糸島には陶芸や木工などの工房が点在していることもご存知でしょうか。

その一つに、手づくり石けん工房があります。

名前は「暇楽」さん。

もう十数年も前になりますが、

私は何かで知った暇楽さんの石けん工房を

探しに出かけたことがありました。

夏の盛りで、海辺の道は観光客が止めた車がずらっと続いて…。

そのため道幅が狭く、おっかなびっくり運転して行ったことを覚えています。

 

やっとたどり着いた暇楽さんの石けん工房は、

目の前に浜辺が広がる素晴らしいロケーション。

「工房」と呼ぶにふさわしい木造の温かみあるたたずまいでした。

オリーブオイルなどの植物油脂や

ハーブ、クレイなどを使った手づくり石けんは、

コールドプロセスでじっくり熟成させたこだわりの品がずらり。

かなり真剣に選んで、

自分用と友人用に購入して帰宅の途についたのでした。

 

それから程なくして、天神の大型専門店でも取り扱いが始まり、

暇楽さんの手づくり石けんは手軽に入手できるように。

もちろん海辺にたたずむ工房と

自然素材にこだわった暇楽さんの石けんは、

様々なメディアに取り上げられ、

糸島の名物として知られるようになっていきます。

 

スローな時間が流れる、海辺の石けん工房を再訪問

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ドライブしていると、立て看板を発見!

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新緑の中に映える白い建物が暇楽さんの店舗&工房

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アプローチではオリーブの木がお出迎え。ナチュラルな雰囲気がリゾート気分を演出しています

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今は石けんだけでなく、バスソルトエッセンシャルオイルオーガニックコットン製品やハーブティーなども販売されています

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暇楽さんの手づくり石けんがずらり!カラフルな色も天然クレイやハーブオイルによるものです

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ちょうど3月、お店のディスプレイはうさぎのおひなさま。華やかです

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ガラスで仕切られた向こうでは、手づくり石けんの乾燥中

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重箱にひしもち風の色合いの限定石けんをディスプレイ♪

新型コロナウイルス対策として

店先にアルコールスプレーを用意されていたので、

シュッシュッと除菌してからお店に入ります。

お店のスタッフの方も皆さんマスク姿。

私もマスク姿でお話を伺いました。 

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工房近くのラベンダー畑でとれたラベンダーもディスプレイ。

私が十数年前に伺ったことを話すと、

なんとスタッフの方もその頃に

お客さんとして訪れたことがあったのだそう。

「あれから建物は建て替えていますが、

今もこの地で手づくり石けんを作っているんですよ」。

暇楽の石けんはオリーブオイルをメインに

植物油脂を配合していて、

色付けもクレイやハーブオイルなどを使用。

香りは天然アロマエッセンスで付けています。

自然豊かな糸島の地にふさわしい、

よりナチュラルなものづくりへの意志を感じます。

 

また見て可愛らしいだけではなく、

敏感肌や保湿などのニーズにあった石けんを取り揃えています。

こういった点も、多くのファンを惹きつけるのでしょう。

 

「合成の固形材を使っていないので、

柔らかく溶け崩れしやすいです。

しっかり水を切って石けん置きにおいてくださいね」と、

スタッフの方が取り扱いの注意を教えてくれました。

 

暇楽さんでは、季節ごとに限定の石けんも作っています。

ちょうどこの時季は春限定の商品が店頭を彩っていました。

 

糸島の工房で作る石けんに、糸島の恵みを取り入れて。

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糸島の恵みを取り入れた春限定石けん

桜の花びらをモチーフにした石けんは、

「甘桜の美精石けん」(写真:左)。

糸島市の酒蔵で作られた甘酒を配合しているのが大きな特色です。

コラーゲンも配合し、保湿に特化した一品。

 

「蜜の華石けん」(写真:右)は、

糸島市の養蜂家のはちみつを配合した石けんで、

ほんのりとレモン油とはちみつの甘い香りが漂います。

これもまた春の喜びを感じさせる一品。

みつばちの巣に蜂がちょこんと乗っかっていて

思わず「可愛い」と手に取りたくなるデザインも素敵です。

 

肌あたり優しいとろみ泡。「甘桜の美精石けん」を使ってみた!

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ネットを使って泡立てた「甘桜の美精石けん」の泡は、

わずかなとろみがあってまろやかに肌を包み込みます。

今回はその泡を顔にそっとのせて、

優しく数回ポンポンしたのちにすぐ洗い流しました。

潤いはそのままに、しっとりした洗い上がりです。

 

新型コロナの影響でマスクをし続けて

乾燥肌+敏感肌になってしまった私の肌。

洗顔するにも保湿力の高いものを探していたので、

ピッタリでした!

 

余談ですが、この石けんを洗面所に置いておくと、

ほのかにアロマの香りが漂ってきます。

それもそのはず、ラベンダー油や

ニオイテンジクアオイ油などのアロマ油も

配合されているから。

顔を洗うたびに香って癒されるのも嬉しい石けんです。

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優しい感触の泡

実はこのブログで

糸島のご当地コスメを紹介するならば、

暇楽さんの石けんにしたいと

ずっと思っていました。

できれば糸島素材を使ったものがいいなと…。

 

今回久しぶりに伺って、

「甘桜の美精石けん」をレポートすることができました。

誰もが使う(おそらくメイクをしない人も)

石けんというシンプルなアイテムだからこそ、

作り手の想いが使う側にもストレートに伝わってくる気がします。

そして暇楽さんのような工房がある、

ということも糸島という土地の人気に

つながっているように感じました。

 

暇楽さんを出ると、

道路を挟んで目の前に広がる春の海…

本当の贅沢って、こういうことをいうのかもしれませんね。

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砂はさらっさら。まだ人影もまばらな春の糸島の海

なかなか出かけられない時は、

ご当地コスメでその土地を訪れた気分に

浸るのもいいかもしれません。

 

今日のブログで

少しでもお出かけ気分を味わっていただければ幸いです。

 

暇楽さんの石けんはこちらから購入することができます。

www.ka-la-ku.com



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化学オンチですが、化粧品成分スペシャリストを取得しました。

 

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キジトラ姫と記念撮影📷

コスメの成分を知りたい…その思いから始まった

 3月になり、新型コロナウイルスの猛威に翻弄される日々ですが、いかがお過ごしでしょうか?

 「新型コロナウイルスにはこれが効く」といった根拠のない情報が飛び交ったり、ふとしたことからSNSで拡散したデマ情報で紙製品が店頭から消えたりと日常生活にも影響していますが、「これって本当なのだろうか?」と自分で考え調べて行動しなければと思っております。

 

 さて、昨年末、私は一般社団法人化粧品成分検定協会の化粧品成分検定2級を受験し、「化粧品成分スペシャリスト」を取得いたしました。

 ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、2001年4月の薬事法改正により、医薬部外品を除く化粧品の全成分表示が義務付けられるようになりました。

 しかし、その成分がどんなものであるのかは一般消費者の立場では依然として分からないまま…。

 巷で言われる「パラベンってよくないんだよね」「シリコンは毛穴に詰まるからダメなんだよね」といった噂が一人歩きし、本来ならば差し支えない成分であるものがしりぞけられたり、その代わりの商品を探し求めてコスメ迷子になってしまったりというような状況でした(何を隠そう、私がそうでした)。

 実はパラベンは広範囲の微生物に対して殺菌力があり、長年使用されてきた実績ある防腐剤です。シリコンは正式にはシリコーンで、髪に皮膜を作って保護し、毛穴に詰まるものではないのです。

 

 良い化粧品とは、その人に合ったものであること、逆に悪い化粧品とは、変質や腐敗したもの(合っていないのは当然ですが)だと私は考えているのですが、妙なことに、「この成分はダメだ!」と言われる反面、古くなった化粧品を平気で使う、フリマアプリで使いかけの化粧品を購入して使用することのリスクはあまり語られていないように感じています。

 本当にダメな成分ってどんなものなのだろうか?逆に言えばそれを知りたくて、化粧品の成分に興味が湧き、化粧品成分検定へ向けての学習をスタートさせたのです。

 

化学オンチがコスメの成分を学習することで見えてきたこと

 しかし、想像以上に成分の勉強は大変なものでした。まず、成分名がまるで分からない。そして成分の種類が多すぎてとても覚えられない。

 特に苦労したのが界面活性剤とオイルです。しかし、このふたつと水性成分の組み合わせが、ありとあらゆるコスメの骨格を作り出すのです。この配合の妙によって、どのような使い心地で、どのような効果を出すのか。そこが化粧品メーカー開発者・研究者の腕の見せどころなのですね!💪 

 「わざわざダメな成分を入れているんじゃないんだ…!」ということがよく分かったのです(ただし、エタノールやメンソールなどの人によっては刺激になりやすい成分はあるので、それらを把握し、配合されていないものを選ぶことが肝心です)。

 

 うっとりするようななめらかさも、ひたひたと肌を包む潤いも、さらりと心地よいテクスチャーも、考え抜かれ選び抜かれた結晶なのだということ、それだけは化学オンチの私でもよく理解できたのです。

 そして一つひとつの成分も、肌を美しく健やかにするための、あるいはエイジングをゆるやかにするために配合されている…薬機法により、謳える効果効能は限定されていますが、たとえ広告で明記できなくても効果を期待して配合されている訳なのです。

 

 日本各地の機能性成分で、もっとコスメを楽しむ

 また、化粧品の成分を勉強していて楽しいのは、自然素材を由来とする様々な機能性成分を知ることです。このブログでも紹介させていただいたツバキオイルやオリーブオイル、コラーゲンなどなど、日本全国に優れた機能性成分がまだまだ存在しています。

 どんな成分があるのだろう…そう思うとワクワクします!そういったご当地コスメを使うことで、地域の産業を支援したり、環境への配慮につながればこんなに素晴らしいことはないのではないでしょうか?✨

 これからもキレイのヒントになるような、ご当地コスメを紹介してまいります。

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

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