急に寒くなりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?
福岡では、10月12日まで天神大丸で日本発ナチュラルコスメを集めたコスメショップ・茉華(まつりか)さんが出店されていました。時々ですが、私もなかなか手にすることのできない日本各地のご当地コスメとの出合いを楽しみに伺っておりました。
今回ご紹介するのは、そこで見つけた沖縄県のご当地コスメブランド『リュウミネ』。
南の海の恵みが詰まった、4アイテムのトライアルセットをお試ししました!
沖縄県宮城島の美しい海水から特殊な製法で作られた『塩』。
沖縄本島から少し離れた小さな島・宮城島。ここには抜群の透明度を誇る美しい海があり、タツノオトシゴの好むサンゴ礁が広がっています。
この海水を元に、「常温瞬間空中結晶製塩法」という特殊な方法を用いて塩にしたのが、『ぬちまーす』。お料理好きの方なら、きめ細かな美味しい塩としてご存知かも知れませんね。
その作り方はとても画期的!海の水を細かい霧にして温風を当てると、水分だけが瞬時に蒸発。海水に溶けていた塩分とにがりが、全て空中で結晶になって塩となるのです。真っ白い雪のように降り積もる塩はとてもきめ細かく、海のミネラルを豊富に含んでいるのが特徴です。
琉球の海のミネラルで健やかな肌を。
もともとミネラルは健康に欠かせないものですが、肌の健やかさにも大切なもの。その関係性に着目したコスメが開発されたのは、当然の流れと言えるでしょう。
ぬちまーすの製法の中で最も細かく貴重な粒子だけを集めたのが、『シルクソルト』。スキンケアやボディケアなど、様々に活用できる便利な美容アイテムです。
そして海のミネラルを美容に活用したのが、ぬちまーすの美容品ブランド『リュウミネ』です。その名の由来はリュウ(龍・琉球)と、海と、ミネラル。「きれいな海から生まれた海洋ミネラルで、肌を健やかに」の想いが込められています。
『リュウミネ』のラインナップに単品としての『シルクソルト』もありますが、キーエッセンスとして、全ての商品に配合されています。沖縄の豊かなミネラルで、しっかりケアできる♪と期待も高まりますね。また、どのアイテムも肌へのやさしさを考えて作られています。
では、『リュウミネ』のコスメを実際に使ってレポ!
まずは『シルクソルト』を使ってみました。
本当にきめ細かくて、パウダースノーを思わせるほど。そして水を加えるとじわっと発熱するのです!シルクソルト以外のものは配合されていない、ナチュラルさ、シンプルさ。塩パックなどのスキンケア、ヘアケア、お風呂に入れてなどなど、いろんな使い方で役に立ちそうです。
私はシルクソルトでひじをスクラブしてみました。粒子の細かい塩だから、スクラブするうちにツルツルっとした使用感に!^^
お次はジェルクレンジング。
分子を細かくした植物由来のオイルを使用し、洗い流しやすくしているのだそう。顔全体に付けて、メイクが浮いてきたら水に濡らした手で馴染ませ、しっかり乳化させて洗い流します。洗い上がりの手触りはしっとり。保湿で配合されているシルクソルトも一役買っています。
ミネラルリッチソープは、シルクソルトを30%と高配合。
なんだか刺激になりそう?と思いきや、この石けん液の塩分濃度は0.9%。血液などの体液とほぼ同じくらいの塩分濃度になるのだとか。石けんそのものはちょっと固めで、ネットで水を少なめにして泡立てるとスフレのようなきめ細かい泡ができます。弾力のあるほわほわ感触で、肌に触れると密度の高さがわかります。防腐剤、発泡剤、香料・着色料不使用。家族で使える石けんです。
ミネラルリッチシャンプーで髪スッキリ。
個人的に「おー!」と思ったのが、このアイテムに保湿成分として配合されているハイビスカス葉エキスです。リンスなしでも、ハリとツヤを与えてくれるのです。
沖縄では、琉球王朝時代から髪を大切にする女性たちがハイビスカスをリンスとして、愛用してきたのだそう。リュウミネのシャンプーのハイビスカス葉エキスは、沖縄県北部の今帰仁村で農薬不使用栽培されたハイビスカスを手摘みして搾ったものを使用しています。ハイビスカスが髪のお手入れに使われてきたとは、知りませんでした。
アミノ酸系洗浄剤で穏やかな洗浄力。実際に使ってみると、シャンプーの泡に粘りが感じられ、濃密な泡の感触に「しっかり洗えている」感があります。天然精油の香りの中に、微かなメントールの爽快感があり、スッキリ。
そして洗い流した後は、リンスなしでも違和感がなく、ドライヤーで乾かして完了。これは手軽♪もちろん手触りはシリコン入りのコンディショナーやトリートメントには及びませんが、それでも手軽さとパサつきを感じない洗い上がりは魅力です。
はるか昔から、生命を育んできた海。その海水のミネラルを活かし切ったリュウミネのコスメシリーズは、おおらかで温かい沖縄の恵みそのもののようです。
リュウミネを販売しているぬちまーすさんのサイトでは、その風土や塩作りの現場を見ることができます。
旅する気分で、ご当地コスメを使ってみるのもいいかもしれませんね。
あなたのご当地コスメ選びの参考になれば幸いです。今回もお読みいただき、ありがとうございます。