tryaging’s diary

コスメコンシェルジュ山内有紀が、日本各地のご当地コスメをご紹介します!。

日本化粧品検定協会コスメコンシェルジュ、ジャパン・コスメティックセンター会員。日本各地のキラリと光るご当地コスメをご紹介しています。使用についてはご自身の判断でお願いいたします。

界面活性剤不使用なのにオイル入り!?九州ビューティーアワード最高賞を受賞した佐賀県・唐津市加唐島の椿油配合の化粧水。

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加唐島椿油を使ったコスメといえばバーズプランニングの松尾さん。今年発売されたばかりのスキンローションを手に

世界初の特許技術で、進化するご当地コスメ。

毎日暑い日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、このブログの初期にご紹介し、大きな反響をいただいた

加唐島椿油を使ったコスメシリーズ。

最初は石けん、次の年はバーム、今年はついに化粧水が発売になりました!

その名も「TBKスキンローション」です。

 

5月のHana Marcheと、6月の福岡国際ビューティーショーで

開発者のバーズ・プランニング代表松尾聡子さんに話を伺いました。

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パッケージ裏の全成分の少なさにびっくり!シンプルながら実感のあるコスメ

「以前からどうしても椿油を使った化粧水を作りたいと思っていたんです。

でもなかなか納得できる内容にならなくて…。

結局完成まで1年ほどかかってしまいました。

それでも中身にこだわって、やっと作り上げたんです」

 

松尾さんの想いである、加唐島に自生する椿油の素晴らしさを活かした化粧水は、

世界初の特許技術「ナノミキシング技術」によって成し遂げられました。

 

通常、化粧水は、水性成分に油性成分を配合するために

可溶化の働きを持つ界面活性剤が使用されています。

 

このTBKスキンローションは椿油をナノ化させることで

水性成分と油性成分を安定混合させています。

ということは、界面活性剤不使用の化粧水ということなんです!

 

界面活性剤は必ずしも悪いものではありませんが、

コスメ分野は常に技術革新が進んでいます。

この「ナノミキシング技術」によって、

新たな可能性広がる商品が誕生したと言っても過言ではないでしょう。

 

しかも、このTBKスキンローションの全成分は

水・グリセリン・ツバキ種子油・スクワラン・ヒアルロン酸Naの5つのみ。

グリセリンは植物油を原料としていて自然由来指数1、

ヒアルロン酸はオーガニック由来指数1。

とてもナチュラルであり、かつシンプルな成分で浸透力の高さを誇ります。

 

夏の肌にうれしいさらりとしたテクスチャー。なのに潤い感も!

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ミスト状ではなくシュッと出るタイプ。べたつかないけどしっとりを実感

さっそくこのTBKスキンローションを使ってみましたよ。

香料もついてなくて、とてもシンプルです。

シュシュっと手にとって、ヒタヒタと顔や首すじにつけていきます。

さっぱりとしたテクスチャーが気持ちいいんです!

まるで水のようにクセがなく、スーッと浸透して

しっとりとした潤いを与えてくれるのです。

これは男性もお子さんも抵抗なく使えるのではないでしょうか。

 

ある方が「日本人は化粧水が好き」とおっしゃっていましたが、

確かに洗顔したての無防備な肌につける化粧水は、とても重要なアイテムです。

新技術の力で肌に必要なものだけで作ったTBKスキンローションは、

「嘘のない商品を作りたいんです」と語る

松尾さんのこだわりの結晶と言えるでしょう。

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TBKのブランド名で加唐島椿油も登場。水性成分との相性も抜群

Hana Marcheと福岡国際ビューティーショーでは、

化粧水に配合している加唐島椿油も商品として登場していましたよ。

コールドプレスで搾り、ろ過を繰り返して精製度を高めた椿油は、

上質でとても肌馴染みが早く、使いやすい優れもの。

オイル美容愛好家におすすめです。

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パッケージもキービジュアルもグラフィックデザイナーでもある松尾さんの手によるもの

TBKスキンローションは第1回九州ビューティーアワード最優秀賞を受賞!8月7日から博多阪急でイベント販売も。

九州国際ビューティーショーでは、

九州・沖縄の地域素材を使った商品が12社出展され、

その中から百貨店バイヤーさんなど流通のバイヤーさんと

一般投票による九州ビューティーアワードも関連企画として行われました。

その結果、

見事TBKスキンローションが第1回の最優秀賞を受賞しました!

そして8月7日( 水)から博多阪急1階メディアステージで

TBKブランドのコスメがイベント販売に登場しますよ!

 

この機会に、

優れた機能性を持つ地域素材を使い、地域の人々を元気にする

ご当地コスメを、多くの方に知っていただけたらと思います。

 

TBKナチュラルスキンローションは

こちらから購入することができます。

tbk.theshop.jp

 

いつもお読みいただきありがとうございます。

今日ご紹介したご当地コスメが

あなたの役に立ちますように。

 

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クレンジング迷子に超オススメ!肌の潤いを奪いすぎない、翌朝のメイクのりが違ってくる、みんなが待っていたクレンジングエマルジョンを鹿児島から。

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リズミカルで可愛いデザインのパッケージとショッパー。このデザインは、「日本パッケージ大賞」の化粧品・香水部門で入選を果たされました

素肌にうれしいナチュラルコスメ。鹿児島県大隅半島で育つ植物を活かしたコスメブランド「ボタニカノン」

昔から植物エキスを配合したコスメ、ナチュラル・オーガニックコスメは

安定した人気がありますが

「ボタニカル(植物の)」という言葉は、すっかり定着しましたね。

今回ご紹介するのは、鹿児島県のボタニカルファクトリーさんのコスメブランド

「ボタニカノン」。

Hana Marche2019と福岡ビューティショーに出展されていたボタニカルファクト

リーの黒木さんにお話を伺いました。

大隅半島は約4000種もの植物が群生する自然豊かな土地です。

この地で育つ契約栽培や野生の植物、規格外の果実など、様々な植物から

芳香蒸留水やアロマオイル、植物エキスをとって、

コスメの開発・製造・販売まで行っています」

ボタニカノンの商品は、石鹸から化粧水、乳液、オイルなどのスキンケアから

ボディケア、シャンプーなどのヘアケア、台所用洗剤まで

植物の多様な力そのままに種類豊富です。

その中で私の目に留まったのが、「クレンジングエマルジョン」でした。

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「美肌維新」力強いコピーで展開されるディライトシリーズは、「2018かごしま新特産品コンクール」にて鹿児島県特産品協会理事長賞を受賞

肌に優しい乳液タイプのクレンジング。合成界面活性剤不使用でもメイクが落とせる秘密は?

シルバーのパッケージの「クレンジングエマルジョン」は、

エイジングケア「ディライト」シリーズで、乳液タイプの化粧落としです。

ゲットウ葉水エキスなどの水性成分に、ツバキ油等の油性成分、

数種の植物エキスが配合されて、しかも合成界面活性剤不使用なのです。

 

ここで、コスメコンシェルジュとして少し私からお話させてください。

界面活性剤は、洗浄だけでなく、乳化や可溶化などの働きがあり、

本来混じり合わない水性成分と油性成分をなじませることで

様々なコスメを作り出すことができます。

界面活性剤は天然のものも合成のものもありますが、どちらであっても

用途に適したものが選ばれています。

なので合成だから悪く天然だから良い、とは一概に言えるものではありません。

だからこそ合成界面活性剤不使用のクレンジングエマルジョンは

どのようにしてメイクを落とすのか、とても興味を引かれたのです。

 

優しくメイクを落とせる、そんなクレンジングを実現するために。

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クレンジングエマルジョンはほんのりいい香り、なめらかな乳液そのままのテクスチャー

本当に、クレンジングで悩んでいる女性ってすごく多いのです。

しっかりメイクを落とせるタイプのクレンジングだと、

肌に必要な潤いまで奪ってしまいます。しかしメイク残りは肌トラブルのもと。

「外国産のオーガニックコスメなどでもクレンジングはありましたが、

メイク落とし効果が今ひとつという声が聞かれていました。

なんとか肌に優しくメイクを落とせるクレンジングはできないものかと

油性成分の配合を追究し、この配合にたどり着いたのです」。

 

そう、メイクは油性成分なので、油性成分で落とすのは理にかなっていること。

例えば外出時のメイク直しの際、乳液でメイクを拭き取る要領に近いのですね。

 

このクレンジングエマルジョンのポイントは、

顔にまんべんなく塗って1分ほど待つことです。

そしてくるくるメイクとエマルジョンをなじませて、

ぬるま湯で洗い流せば完了です。

「しっとりとした洗い上がりはもちろん、翌朝のメイクののりが違いますよ」

と黒木さんもクレンジングエマルジョンの効果に胸を張ります。

夏のしっかりメイクにはホットガーゼでそっとオフ

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ロングラスティングタイプのメイクには簡単ひと工夫。医療用ガーゼを使うだけ

それでも夏は化粧崩れしにくい、ロングラスティングタイプの下地や

ファンデーションを使っているから、もっとしっかり落としたい…

という場合、私は顔にクレンジングエマルジョンを塗りなじませて、

お湯で濡らして絞ったガーゼで落としています。

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お湯に浸して絞ってそっと顔に当てるだけ。

ドラッグストアなど購入したガーゼを、

お湯で濡らして絞って(火傷にご注意)、

頬や額などメイクをしている部分にそっと当て、

こすらないように拭って、メイクをオフしていきます。

ガーゼの面を変えながら、汚れがつかなくなるまでオフしていけば完了です。

クレンジングエマルジョンに馴染んだメイクがきれいに拭き取れ、

肌の潤いはしっかりと守られています。

メイク落としで肌の潤いが失われがち、

いつも満足できるメイク落としを探している、

そんなクレンジング迷子のあなたに、ぜひおすすめしたい逸品です。

 

期間限定発売!パッションフルーツの蒸留水を使用した化粧水。

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甘く爽やかな亜熱帯フルーツが香る化粧水でリフレッシュ

もう一つ、ボタニカノンの商品をご紹介しましょう。

 

ボタニカノンスキンローション ピュアパッションフルーツ

生産量日本一の鹿児島県産パッションフルーツの蒸留水を100%使用した

期間限定発売の化粧水です。

スプレーすると、パッションフルーツの甘くて爽やかな香りが立ち上ります。

顔にも、ボディにも、髪にも、紫外線にさらされるこの季節、

フルーティな潤いで満たしてくれる逸品です。


工場は小学校の跡地。天然由来100%のコスメ。「食べられるもので作る化粧品」その想いが結集したコスメ、ボタニカノン。

 元々は化粧品メーカーに勤務されていた黒木さん。

鹿児島県大隅半島の、廃校になった小学校の跡地を工場にして

ボタニカノンの製造に励まれています。

「私たちのポリシーは「食べられるもので化粧品を作る」なんです。

小学校跡地というのも、ものづくりの場に

良い『気』が流れているように思うのですよ」。

黒木さんの柔和な表情の中に、

「どなたにも喜んでもらえるコスメを、地産素材で作る」

そんな高い志が感じられました。

 

ボタニカノンのシリーズは

こちらで購入することができます。

botanicanon.com

 

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

今回のご当地コスメが

あなたのお役に立ちますように。

 

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密着感がすごい!シートマスクのご当地コスメは、唐津茶エキス入り。濃厚化粧水とのセット使いでキメアップ!🍵

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Hana Marche2019で見つけたご当地コスメ。久光製薬さんのコスメシリーズです

今やスキンケアアイテムとして欠かせないものになったシートマスク。

セレモニーや会合などの前日は、スキンケアの仕上げに

シートマスクでさらなる美肌を目指す女性も多いことでしょう。

プチプラから高級ブランドまで様々な種類が揃うシートマスク、

ご当地コスメにも…あるんです、とっておきの逸品が。

それはHana Marche2019で見つけた

久光製薬さん『さが美人』シリーズのジェルシートマスクです。

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1パッケージに1セット。顔にフィットさせやすいんです

上下タイプでお肌にピタッ!とフィット。美容成分たっぷりのジェルシート面が密着してうるおいが浸透。

シートマスクは貼りやすさも大切な要素。

こちらの『さが美人』は貼りやすさと密着感が違うんです!

顔の凹凸に合わせてキレイに貼り付けるのは少し手間だったりするのですが

上下に分かれたタイプなので、かなり貼りやすくなっています。

そして大きな特色は久光製薬さん独自のジェルシートマスク。

肌に面する部分が美容成分を含んだジェル状になっています。

だから肌との密着度が高く、はがれ落ちる気配なし!

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フィルムをはがすとぷるぷるのジェル面が!肌に吸い付いて、気持ちいいんです

液だれの心配もないので、シートマスクをしながらちょっとした

家事もできそうです。

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さが美人シリーズに使われている佐賀県のコスメ素材。日本酒(酒かす)、唐津茶(茶エキス)、エミューの卵(エミューオイル)

世界的な緑茶コンテストで評価された佐賀県唐津茶。そのエキスを配合して、キュッとキメの整った美肌を叶えます。

佐賀県のお茶といえば嬉野茶が有名ですが、

なぜ唐津茶のエキスを採用されたのでしょうか。

久光製薬さんのブースでお話を伺うと、

「実は唐津茶は世界緑茶コンテストで金賞を受賞したほど良質です。

その唐津茶から抽出したエキスをジャパン・コスメティックセンターで

分析し、美容への働きを確認できているのです」と

答えてくださいました。

 

もともとお茶はカテキンやビタミンA、ビタミンCなどなど

健康に良い成分が大変豊富です。お茶のエキスはコスメの原料として

保湿や、肌の収れんなどの効果が期待できます。

このさが美人ジェルシートマスクは唐津茶エキスの力で

キュッと肌を引き締め、キメの整った肌にしてくれます。

キメが整うということは、翌朝の化粧ノリがよくなるということ。

「明日は大切な日!」という時に頼れるシートマスクだと実感しました。

唐津茶エキス配合の化粧水とのライン使いでさらにキメ・ツヤ・うるおい美肌。

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唐津茶エキスを使った化粧水はとっても濃厚、すっと浸透

 

さが美人からつ茶シリーズとして、化粧水も発売されています。 

ジェル状の濃厚なテクスチャーですが、

肌に伸ばすとじんわり浸透していって、さっぱりした使用感なのに

しっとりとうるおって大人の乾燥肌にとてもうれしい使い心地です。

この化粧水をつけた後に、ジェルシートで仕上げると、

よりキメ・ツヤ・うるおいを実感できました。

これから暑くなって毛穴が気になる季節です。

引き締め系スキンケアとしておすすめしたいコスメシリーズです。

 

久光製薬さんのさが美人からつ茶ジェルシートマスク、

からつ茶化粧水は、こちらから購入することができます。

 

e-hisamitsu.jp

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

ご紹介させていただいた

ご当地コスメがあなたの役に立ちますように✨ 

 

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美容オイル好き必見!肌にも髪にも優しい奇跡のオイルを国産で。沖縄県・池間島の大自然と人々の手が作り上げるタマヌオイル。

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タマヌオイルの元であるテリハボクとその種子
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沖縄本島からさらに南、宮古島市池間島からやって来た国産タマヌオイル

ご存知ですか?国産のタマヌオイル。

Hana Marche2019で出会ったご当地コスメレポート、

第1弾は、沖縄県池間島地域ブランド『naure(ナウレ)』の

タマヌオイルをご紹介します!

 

少し前に盛り上がったオイル美容は、すっかり一つのカテゴリーとして定着。

オイルは日々のスキンケアに欠かせないものになったように思います。

私自身もコスメコンシェルジュとして、また仕事で

さまざまな美容オイルに触れてきましたが

この国産のタマヌオイルは初めてでした。

美容家が注目するタマヌオイルは、民間薬として受け注がれてきました。

タマヌオイル とは、タマヌ(日本名・テリハボク)の木の種子からとれるオイルです。

タヒチなど太平洋の島々でタマヌは「神の木」とも讃えられ

古くから人々のすこやかな生活に役立てられてきました。

その種子を搾ってとるオイルは南太平洋の島々で

切り傷ややけど、虫刺され、しっしんなどから赤ちゃんのおむつかぶれまで

民間薬として伝統的に用いられてきました。

タマヌオイルはオレイン酸リノール酸をバランスよく含むこと、

抗炎症成分であるカロフィロリードなどの有用成分を含有していること、

高い抗酸化力を持つことから、近年モデルや美容のプロたちの注目を集め、

タヒチ産やハワイ産のタマヌオイル、そしてそれらを原料に使用したコスメが

登場するようになりました。

 

お話を聞かせてくださった三輪智子さんは、神奈川県の出身。

地域おこしの仕事に携わってきた経験を持ち、

島を元気にしたいとの想いで池間島に移住されてきたのだそうです。

「私たちは島おこしの取り組みとしてテリハボクの植樹を行ってきました。

その中でテリハボクの種子のオイル、

タマヌオイルが美容に使われていることを知りました。

私たちはタマヌオイルづくりで地域産業をと考え、

クラウドファンディングで資金を集め、今年2月に商品化が実現したばかりなのです」

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池間島のタマヌオイルは香ばしいナッツの香り、ペリドットのような色

良いオイルづくりのためには、熱をかけないことが重要です。

池間島のタマヌオイルももちろん、非加熱のコールドプレスで

ゆっくり時間をかけてオイルを抽出しています。

今年出来たばかりの池間島のタマヌオイル(ピュアオイル)を手に取ると、

香ばしいナッツの香りがして、少し重みのあるテクスチャー。

肌に伸ばすとしっとりと馴染みます。

そしてベタつくことなく肌にうるおいを与えてくれます。

手に伸ばして髪にもみ込むと、程よく髪を整えて

ツヤとしなやかな手ざわりを与えてくれます。

 

ちょうどタマヌオイルを使ったバームづくりのワークショップも

開かれていて、私も参加させていただきました!

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タマヌオイルを使ったバームづくりのワークショップも行われていました。
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オイルとニホンミツバチのミツロウを湯せんで溶かし、アマナツとグレープフルーツの精油を加えて

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器に注ぐとすぐ固まってきます。テリハボクの葉と実のシールを貼って完成!

島の自然を守り、人々の暮らしを支え、未来へとつながる、池間島のタマヌオイル。

テリハボクは沖縄の言葉で「ヤラブ」と呼ばれます。

三輪さんは夫である大介さんとともに会社として

『ヤラブの木』を立ち上げ、タマヌオイルの製造・販売から地域づくりの支援まで

島おこしに邁進しています。

「タマヌオイルを作るには、まずテリハボクの種子を数ヶ月間、天日で乾かします。

次に実を割るのですが、その作業を池間島のオバアたちにお願いすることで

地元に仕事が生まれます。

そして安定した収量と品質を保つため、共有地にテリハボクの木を植えています。

それが自然環境を守ることにもなっているんですよ」

池間島の美しい自然に負荷をかけることなく、

そして島の人々を支えるタマヌオイルは、

消費者である私たちも積極的に使うことで社会に貢献できる

大切な側面を持っているのですね。

 

これから紫外線量が増える季節、

池間島のタマヌオイルは頼れるオイルになってくれることでしょう。

 

ヤラブの木さんのタマヌオイルは、

こちらから購入することができます。

yarabutree.shop-pro.jp

 

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令和初の連休は唐津でビューティ✨Hana marche2019に行ってきました。

 

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晴天に恵まれ、今年も盛り上がったHana marche2019

雨と紫陽花の季節を迎えましたが、いかがお過ごしでしょうか?

時間が経ってしまいましたが、今回は私のテーマであるご当地コスメの始まりとなった大切なイベントの記事です。

5月のゴールデンウィークに開催された美と健康のイベント『Hana Marche2019』に行ってきましたよ!

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今年もメイクアップアーティストさんや美容家の方々といった豪華なゲストを招いて美と健康に関するトークショーが開催

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地域素材を紹介した化粧品を紹介するコーナーでは、TSUBAKI SAVONの松尾聡子さんも登壇

TSUBAKI SAVONをはじめ唐津市加唐島椿油を元にコスメを開発し、島の活性化貢献という地域デザインに取り組むバーズ・プランニング代表の松尾聡子さんのコスメ記事はこちら↓

tryaging.hatenablog.com

 

tryaging.hatenablog.com

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唐津でオリーブ農園を営み、大人のナチュラルオリーブ化粧品シリーズを展開するハーベストの山浦さんも登壇

太古の昔から役立てられてきたオリーブの6次産業化を目指し、実だけではなく葉や茎などのエイジングケア効果を生かしたハーベストさんの大人のナチュラルコスメシリーズ。

福岡市では三越地下1階ラシックのオペレッタでも販売されています。

紹介記事はこちら↓

tryaging.hatenablog.com

Hana Marcheといえば手作りコスメのワークショップ!今年は2層式化粧水に挑戦しましたよ!

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シコンエキスで赤く着色した椿油に、佐賀産グレープフルーツ精油ブレンドしてオイル層に

 近年、油性成分と水性成分の良さをひとつにした二層式のコスメが増えてきましたが、今回のワークショップではこの二層式化粧水に挑戦!

まずは油性成分のオイル層にオレイン酸豊富な椿油を選び、リフレッシュ効果があるといわれるグレープフルーツの精油で香りをつけます。

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白イチゴの香りの芳香蒸留水にダイズエキスとコメヌカ発酵エキスをブレンド

次はベースとなる水性成分の層に、白イチゴの香りの芳香蒸留水をチョイス。

機能性成分として、保湿や美白作用のあるダイズエキスと、保湿と角質柔軟効果のあるコメヌカ発酵エキスを選んで白イチゴ水に加えます。

保湿と美白の機能性成分は、このワークショップで人気だったそうです。

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バイオエタノールを加えて、バタフライピーエキスで青く着色。その上にピンク色のオイル層を

白イチゴ水にはさらに抗酸化作用のあるハーブ・バタフライピーエキスをプラス。

アントシアニン豊富なだけあって、白イチゴ水がほんのり青く染まりました。

これに防腐目的でバイオエタノールを加えます。

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綺麗な二層式化粧水が完成!!可愛いラベルを貼って

 

白イチゴの香りと、グレープフルーツの香りのハーモニー。

シャカシャカ振ってシュシュっと使う二層式化粧水の出来上がりです!
 

このワークショップで使用された材料は、着色した色も機能性成分も全て自然由来のもの。

特に血行促進や肌荒れなど植物の持つ多彩な機能性には驚かされます。

実験をしているようでとても楽しく、興味深い体験でした。

 

すっかり唐津ゴールデンウィークのイベントとして定着してきたHana Marche。

次の記事では、私が個人的に気になったコスメをご紹介します!

 

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それは初夏のみかん畑を思わせる清らかな香り。佐賀県・太良町の柑橘園が作るアロマウォーター。

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柑橘を心から愛し、大切に育てている田島柑橘園&加工所さん

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お話を伺った田島柑橘園&加工所代表社員である田島彰一さん


柑橘類の可能性を広げて、ジュースに、アロマオイルに。佐賀県太良町のパワフル農家さん。

元号が改まりましたね。

令和は、誰もがお気に入りのご当地コスメを愛用する時代になればと思います。

そのためにも、日本各地の知る人ぞ知る魅力的なご当地コスメを紹介していきたいと思っております。

引き続き、このブログをどうぞよろしくお願いいたします!

 

さて、5月といえば、みかんの花が咲く頃。 

佐賀県はみかんの産地です。有明海に面した太良町にある『田島柑橘園&加工所』さんは温州みかんだけでなく、はるかやポンカンなど幅広い品種を栽培され、さらに『クレメンティン』という柑橘の味と香りに惚れ込み、スペインとの交流を深めながら生産に励んでいるとてもパワフルな農家さん。

除草剤を15年以上使用せず、「エコ農業」を実践して質の高い柑橘類を世に送り出されています。

 

田島柑橘園&加工所さんが誇るのは柑橘類だけではありません。

「剥いて食べるより美味しく搾れる」ジューサーで作る完熟ジュースも、プレミアムな美味しさで全国的に知られているのです。

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JR九州の豪華列車・ななつ星に採用されたクレメンティンのジュース

柑橘の魅力を活かしてオリジナル・アロマオイルづくりも。

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クレメンティンをはじめ、さまざまな柑橘から多彩なアロマオイルを。その成分もしっかり分析

試飲させていただいた柑橘のジュースは、とても濃厚でありながらあとくちはスッキリ。甘みと酸味のバランスがとれた美味しさです。

「このジューサーは皮も傷つけないし果実の約25%しか搾っていないので、もったいないと言われていました。そこでレベルの高いアロマオイルをつくることにしたのです」と、

代表の田島彰一さん。

クレメンティンはもちろん、ジャバラやポンカンといった店頭ではなかなか見かけないアロマオイルが並びワクワクします。

同じ柑橘類でありながら、弾けるような華やかな香りや、上品で清々しい香りなど個性豊かな香りの世界が広がります🍊

 

特に私の興味を引いたのが、水蒸気蒸留法でアロマオイルを抽出するときにできるアロマウォーターでした。

香りを嗅がせていただくと、慎ましやかで清らかな、忘れがたい香りです。

それはまるで花咲くみかん畑にいるような爽やかさ。

「いい香りでしょ?」田島彰一さんがひときわ胸を張るネロリウォーターです。

大手の化粧品会社さんも来られたほどの高いクオリティなのです。

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ストレスを癒すと言われるネロリの香り。ほのかに香って

ネロリは果実ではなく花から抽出されるので、とても稀少なもの。

その香りに包まれながら、私は一昨年のネロリの花摘み体験をさせていただいた時のことを思い起こしていました。

美しさを作り出すコスメの原料は、その作物が育つ土地とつながっている。

額に汗して育てる人の存在がある。

 

「柑橘づくりも、アロマオイルづくりもさらにより良いものを目指していきますよ」

田島さんの柑橘類の可能性を広げる取り組みは、これからも続きます。

 

田島柑橘園&加工所さんの柑橘類はこちらから購入することができます。

kureme.net

 いつもお読みいただき、ありがとうございます(^ ^)

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佐賀県生まれの注目成分アスタキサンチンを配合!さらりとつけやすいハンドクリーム。

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海外コスメのような印象のリーフレットとパッケージ

藻類から抽出したアスタキサンチンで、肌を守って美しく。

おかげさまで各方面からお声かけをいただき、

ありがたくお仕事に邁進しております。

久しぶりのブログ更新となりますが、よろしくお願いいたします。

 

さて、今回ご紹介するご当地コスメは

昨年10月のSAGAN BEAUTY WEEKENDの出展ブースで見つけた佐賀県の株式会社アルビータさんのブランドSilaのコスメシリーズからハンドクリームをチョイス。

販売されている方にお話を伺ってきました。

 

国内初!国産アスタキサンチンの化粧品。

Silaのコスメシリーズの大きな特徴は抗酸化物質『アスタキサンチン』を配合していること。

アスタキサンチンといえば、サケやカニに含まれる赤い色素として知られていますが、このハンドクリームに配合されているアスタキサンチンはヘマトコッカスという微細藻類から抽出されたもの。

アルビータさんはもともと藻類を培養する事業を行っている企業で、藻類を活用した市場の拡大を目指して商品開発に取り組んで来ました。

ブランド名のSilaもSaga Incubates Local Algae「佐賀で培養された藻類」の頭文字から名付けたものです。

Silaのコスメシリーズは国産のアスタキサンチンを使った国内初の化粧品ということになるのだそうです!

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ハンドクリームを購入したら、ボディクリーム2タイプのサンプルもいただきました♩

Silaのシリーズにはアスタキサンチンサプリメントもあります。

言わずと知れた高い抗酸化力をもつ注目成分ですから内外からのビューティ&ヘルシーサポートを意識されているのだなぁと感じました。

しっとり、なのにさらっとしたつけ心地。使いやすさも◎。

この日、私が購入したのはハンドクリーム。

手って、水仕事で油分を奪われがちと思いきや

運転するときなど紫外線にも晒される機会が多いのです。

紫外線を浴びまくっている手にアスタキサンチン配合のハンドクリームは良いなぁと思ったのです!

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ほんのりオレンジ色🍊上品な柑橘系の香りが漂って

 チューブから出すと、穏やかで上品なベルガモットベースの香りがします。

そしてクリームは淡いオレンジ色。アスタキサンチンの色の力を感じます。

テクスチャーは柔らかめでありながら、伸ばすとしっとり、さらり。

ベタつきません。

これは配合されているシルキータッチ球状パウダーのおかげなのでしょう。

つまり、運転時ハンドルを握る手にはとてもありがたいということ。

もちろん、家事やデスクワークにも影響しにくく、とても使いやすいハンドクリームと言えます。

水を弾く効果もあって、水仕事前には必須ですね!!

 

アスタキサンチンは、コスメでもサプリメントでも各メーカーが商品を打ち出している注目の抗酸化物質。

アルビータさんのSilaシリーズは自社で培養したヘマトコッカス藻から抽出した国産のアスタキサンチンを使っている、ということが大きな強みと言えるかもしれません。

また、持続可能な循環型産業の創出にもつながるという側面も。

コスメ原料として馴染みが無いように思える「藻類」ですが新しい可能性が探られているのですね。

 

Silaのハンドクリームはこちらで購入することができます。

www.sila.jp

 

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