ゴールデンウィーク終盤の土曜日、ジャパン・コスメティックセンター主催の
ネロリ(ミカン)花摘み体験に参加してきました。
たくさんの方が集まっていました。お子さんづれもちらほら。
筑肥線の電車から見える海も初夏のいろ。
小さな小さな駅に到着。
ジャパン・コスメティックセンターの方に迎えにきていただき、
一路ミカンハウスへ。
これがネロリ(ミカン)のつぼみです。
花摘みというより、つぼみ摘み。
花が咲く前のふくらんだ状態のつぼみに、
香りの成分が含まれているのだそうです。
夢中になって摘み続けること約2時間。
摘み取ったつぼみに顔を寄せると、
爽やかでみずみずしく、高雅な香りが胸の奥まで広がるようです。
気品あるネロリの香りを体験できるのは
1年のうちでこの季節だけ。
化粧品業界でも注目されている素材の一つなのだそうです。
ミカンの花のつぼみを摘んだミカンハウスは、実は、耕作放棄地。
それでも季節がめぐればミカンの木は花をつけようと新芽を出し、
つぼみをふくらませます。
果実として結実することはなくても、
精油としてまた人の役に立つことができます。
消費者にとっても、国産の原料で作られる精油は
とても安心感を持って選べます。
素晴らしい取り組みだと思いました。
お土産として、限定品のオリジナルルームミストをいただきました。
カーテンやクッションなどにスプレーして使うものです。
私は枕に吹き付けました。
もぎたてのミカンのフレッシュな香りが広がります。
夢中になってつぼみを摘み続ける夢が見られそうです。🍊
あまり知ることのできないコスメの原料に直に触れることができ、
またコスメの産地としての可能性を感じる
とても貴重な体験となりました。