tryaging’s diary

コスメコンシェルジュ山内有紀が、日本各地のご当地コスメをご紹介します!。

日本化粧品検定協会コスメコンシェルジュ、ジャパン・コスメティックセンター会員。日本各地のキラリと光るご当地コスメをご紹介しています。使用についてはご自身の判断でお願いいたします。

宮崎県のご当地コスメは、孟宗竹の竹酢液を活かした純白の石けん。

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和の雰囲気漂うシンプルなパッケージに、真っ白い石けん!

皆さまいかがお過ごしでしょうか?寒さと乾燥の冬、お肌の調子はいかがでしょうか?

 

保湿アイテムが気になる季節ですが、洗顔も大事ですよ…!汚れや古い角質をスッキリ落とせば、その後のアイテム浸透もいいように感じます。

洗顔料もいろいろありますが、私が個人的に好きなのは、石けん。ご当地コスメを探すときはつい、石けんに目が行ってしまいます。

今回ご紹介させていただくご当地コスメは、温暖な宮崎県で竹炭や竹酢液を製造されている「竹炭の里」さんの商品。竹酢液を保湿成分に配合した、「竹せっけん」です。

 

こちらは、日本のオーガニックコスメを取り扱う茉華さんが昨年福岡大丸に出店されていた際に見つけ、購入したものです。さてどんなご当地コスメなのでしょう?

まずは竹炭の里さんのご紹介から!

持続可能な環境づくりと品質本位のものづくり。

竹炭の里さんは、宮崎県の中部に位置する東諸県郡国富町の会社です。山奥の環境汚染の心配のない場所で、熟練の技を持つ職人さんが農薬不使用の孟宗竹から竹炭製品や竹酢液を製造し、販売されています。

有機JAS認証の取得や、竹炭だけでなく竹酢液や竹炭の灰も土壌改良材として活用するなど、産業廃棄物を出さない「ゼロエミッション」にも取り組まれています。

 

竹酢液とは、竹を炭にする際に出る煙から採取されるものです。主な成分である酢酸の他に、約200種類以上もの成分を含んでいます。竹酢液は土壌の改良剤などでよく用いられるので、園芸をされている方はおなじみかもしれませんね。他にもお風呂にいれたりなど、生活の様々な場面で幅広く活用されています。

(参考資料:出典農林水産省ウェブサイト木酢液・竹酢液:林野庁)

 

竹炭の里さんが竹を焼き上げる温度はおよそ1000度。低温帯と高温帯を避け、不要な成分が入らないよう考慮して竹酢液を採取されています。さらに減圧して蒸留することで、有用成分の効率的な精製を可能にしています。この蒸留工程を2回繰り返すため、商品化できる「蒸留精製竹酢液」の量は、採取した竹酢原液の7分の1に減少してしまうのだとか。こんなところからも、品質を追求される竹炭の里さんのものづくりへの姿勢が伺えますね。

 

この竹酢液を保湿成分として配合したのが、竹炭の里さんの「竹せっけん」というわけです。

 

それでは『竹せっけん』を使ってレポ!

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純白のクリーミーな泡がふんわりと肌を包みます

パッケージから取り出した竹石けんは、香りもなく、本当にシンプルです。

でも、ぬるま湯をかけ、ネットで泡立てると、きめ細かな真っ白い泡が立ってきます。この泡を肌にのせると、ふわっふわの感触!

顔全体に泡を広げ、鼻の脇だけ少し丁寧にくるくるしたら、すぐ低め温度のぬるま湯でしっかり洗い流します。肌の表面はキュッとしますがつっぱらず、肌そのものはうるおいを感じる洗い上がりです。

 

竹酢液以外に配合されていたもので私の興味をひいたのは、ヒアルロン酸Naとトレハロース、スクワラン。コメ胚芽油、グリセリン。しっかりと保湿を意識されています。また、カキタンニンも配合されていたので、夏のボディ用にもいいかもしれませんね。

 

すくすくと真っ直ぐに成長する、竹。昔から日本人は、竹を日用品や建築材料など様々なものに活用してきました。しかし、近年では繁殖しすぎた竹が問題になっています。

 

手入れして伐採した竹をただ捨ててしまうのではなく、竹炭や竹酢液などで活用していけば、環境にも、私たち人間の生活にも役立ちます。

 

宮崎県の緑深い場所で、竹炭の里さんの取り組みは続きます。

今回もお読みいただき、ありがとうございました!

あなたのコスメ選びの参考になれば幸いです。

竹炭の里さんのwebサイトはこちらです。

takesuminosato.co.jp

 

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