2021年ご当地コスメ振り返り!コスメはますます地域と結び合う時代に。
早くも2021年の大晦日となりました。
今年はおかげさまで、コピーライターとして多くのお仕事のご依頼を頂きました。忙しくも充実した日々を過ごしておりまして、ご当地コスメのブログが滞りがちに(汗)すみません!
ですが、水面下で日本各地のご当地コスメ情報をいろいろとキャッチしております。ご紹介できるまで、しばしお待ちいただけましたら幸いです。
近年はほんとうに地域の特産物を活かしたコスメブランドが増え、また、これまで地域だけで使われてきたご当地コスメが全国的なメディアなどで注目されてきて、ご当地コスメの静かな広がりを肌で感じています。
これまでコスメを選ぶ基準は、ブランドだったり、成分だったり、効果だったりが主なものでした。それはとても大切なことだと思います。
さらにその中に「地域の特産物を活かす」「地域に貢献する」といった要素も新たに加わり、最近のサステナブル志向が大きな追い風になって、これからどんどんご当地コスメが存在感を増してくるように感じているのは、私だけではないはず。
キレイを通じて地域と結び合う、そんなコスメをこれからもどんどんご紹介して行きたいと思います。
それでは、2021年ご当地コスメの振り返り、行きます‼
福岡県糸島市『HoneyPo』。
養蜂家のつくるアロマの香り高い高保湿ミツロウクリーム。
鹿児島県南大隅町『ボタニカノン』。
爽やかなたんかん果皮油配合で肌しっとり保湿のフェイスオイル。
愛媛県西予市明浜町『ヤエトコ』。
伊予国の柑橘・伊予柑の果皮エキスで保湿、みんなで使える家族ハンドクリーム。
岩手県奥州市『ファーメンステーション』。
オーガニック栽培のお米から生まれた、ふわっと香るハンドスプレーと洗顔石鹸。
広島県『SETOUCHI TK HERB』。
竹の町で採れた竹の芳香蒸留水配合で清々しい香りのハンドケアスプレー。
鹿児島県南大隅町『ボタニカノン』。
パッションフルーツクラウドファンディングの取り組みでしたが、リターン品に南大隅町のハーブを使ったボディソープとバスエッセンス、洗顔石鹸もレポしております。
tryaging.hatenablog.com
沖縄県うるま市『ぬちまーす』。
粉雪のように白く細やか!海のミネラルたっぷりの「シルクソルト」と、ジェルクレンジング、ミネラルリッチソープ、ミネラルリッチシャンプー。
福岡県糸島市『暇楽』。
糸島産フコイダンを保湿成分に配合、敏感肌を想うスキンケアシリーズ「@-picko」のスキンミストとスキンクリーム。
偶然にも、2021年は私の住んでいる福岡県糸島のご当地コスメでスタートし、糸島市のご当地コスメで締めくくる形になりました。森の恵みと、海の恵みですね✨
私自身、自分が住んでいる地域の豊かさをあたらめて知ったように思います(※暇楽さんは2022年3月に福岡市へ移転されます)。
どうぞ、皆さまもお住いの地域のご当地コスメを探してみてください。きっと思いがけない地域の豊かさを発見できると思います。
今年もこのブログにお越しいただき、また、読んでくださって誠にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えくださいませ!
福岡県糸島市のご当地コスメは、海の恵みで肌に優しく。
2021年も12月に入りましたね!嬉しいことに、ご当地コスメ情報がどんどん入ってきている状況です。私の文章制作能力が追いついていない状態でもありますが(汗)。
さて、先月11月28日に、糸島市の手作り石けん工房「暇楽」さんが店舗移転のため、糸島ショップ最終営業日を迎えられました。私も、少しだけお邪魔してきましたよ。
暇楽さん糸島ラストデー
暇楽さん、去年3月にこのブログでご紹介させていただきましたね。
海を望む場所にたたずむ工房兼ショップには、たくさんのファンの方が次々と車で訪れ、糸島店舗スタッフの方たちと交流されていました。
オーガニック素材をはじめ、天然由来成分を用い、コールドプロセスでじっくりと作り上げる暇楽さんの石けん。アクセスが良いとは言えない場所にも関わらず、工房へ足を運ぶお客様の中には、敏感肌に悩む方も多かったのだそうです。
糸島素材や日本各地の天然素材を使って肌に優しく
そこで、そのお客様たちが選ぶ手作り石鹸やコスメをまとめたのが、@-pickoシリーズ。日本各地で栽培された植物の抽出エキスを配合した、敏感肌用コスメです。
肌を守るためのラベンダー油やハッカ油、クロトウヒ葉油や、スイゼンジノリ多糖類などの保湿成分は、暇楽さんならではのチョイスと言えるでしょう。
その中に、糸島の海で採れたふともずくのネバネバ成分・フコイダンも保湿成分として採用されています。健康に良い食材としておなじみのふともずくを美容に活かす発想は、海に近いロケーションから生まれたのではないかと個人的に思っています。
@-picko使ってレポ!
@-pickoシリーズのアイテムは、石けんとスキンローションとクリーム。今回は、保湿系のアイテムが欲しいと思っていたので、スキンミストとスキンクリームを買い求めました。それでは、使用感レポ行きます!
@ピッコのスキンミストは、シュシュっと使うスプレー式。スーッとした清涼感はハッカ油やラベンダー油、クロトウヒ葉油から来ているのでしょうか、気持ちまでリフレッシュさせてくれます。
清涼感はありつつ手で肌に触れると、水分で満たされた「ぴとっ」の感触に。うるおいも感じられる使い心地です。私は洗顔後だけでなく、事務所に持っていって、仕事の合間にシュシュッと顔や髪に吹きかけています。暖房で空気が乾燥する時のケアに、活用できますね。
クリームにも保湿や肌保護としてハッカ油やラベンダー油、クロトウヒ葉油が配合されています。ふっと軽やかなテクスチャーですが、スキンミストを使った上から塗ると、よりしっとり感が♥ベタつかず、季節を問わずに使えそうです。
冬は、重ね付けもいいですね!
糸島のビーチカルチャーを牽引し、来年から新たなステージへ。
糸島人気が盛り上がる前から、海辺の工房の手づくり石けんでたくさんのファンを獲得してきた暇楽さん。糸島での18年の歴史に幕を閉じ、来年春からは福岡市中央区の平尾に移転されます。
そこでは「大人の隠れ家」をテーマに、石けん・コスメの製造販売はもとより、アロマ・コスメの受託製造事業やスクール事業にも着手されるのだそうです。
もちろん、石けんは博多阪急や西鉄インキューブで入手可能です。(石けんファンの皆さま、ご安心ください)通信販売も引き続き行われますよ!
2022年3月、新たな暇楽さんの飛躍を楽しみにしています。
いつもお読みいただき、ありがとうございます!
暇楽さんのサイトはこちらです。
沖縄県のご当地コスメは、ミネラルたっぷりの海塩を活かしたアイテムたち。
急に寒くなりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?
福岡では、10月12日まで天神大丸で日本発ナチュラルコスメを集めたコスメショップ・茉華(まつりか)さんが出店されていました。時々ですが、私もなかなか手にすることのできない日本各地のご当地コスメとの出合いを楽しみに伺っておりました。
今回ご紹介するのは、そこで見つけた沖縄県のご当地コスメブランド『リュウミネ』。
南の海の恵みが詰まった、4アイテムのトライアルセットをお試ししました!
沖縄県宮城島の美しい海水から特殊な製法で作られた『塩』。
沖縄本島から少し離れた小さな島・宮城島。ここには抜群の透明度を誇る美しい海があり、タツノオトシゴの好むサンゴ礁が広がっています。
この海水を元に、「常温瞬間空中結晶製塩法」という特殊な方法を用いて塩にしたのが、『ぬちまーす』。お料理好きの方なら、きめ細かな美味しい塩としてご存知かも知れませんね。
その作り方はとても画期的!海の水を細かい霧にして温風を当てると、水分だけが瞬時に蒸発。海水に溶けていた塩分とにがりが、全て空中で結晶になって塩となるのです。真っ白い雪のように降り積もる塩はとてもきめ細かく、海のミネラルを豊富に含んでいるのが特徴です。
琉球の海のミネラルで健やかな肌を。
もともとミネラルは健康に欠かせないものですが、肌の健やかさにも大切なもの。その関係性に着目したコスメが開発されたのは、当然の流れと言えるでしょう。
ぬちまーすの製法の中で最も細かく貴重な粒子だけを集めたのが、『シルクソルト』。スキンケアやボディケアなど、様々に活用できる便利な美容アイテムです。
そして海のミネラルを美容に活用したのが、ぬちまーすの美容品ブランド『リュウミネ』です。その名の由来はリュウ(龍・琉球)と、海と、ミネラル。「きれいな海から生まれた海洋ミネラルで、肌を健やかに」の想いが込められています。
『リュウミネ』のラインナップに単品としての『シルクソルト』もありますが、キーエッセンスとして、全ての商品に配合されています。沖縄の豊かなミネラルで、しっかりケアできる♪と期待も高まりますね。また、どのアイテムも肌へのやさしさを考えて作られています。
では、『リュウミネ』のコスメを実際に使ってレポ!
まずは『シルクソルト』を使ってみました。
本当にきめ細かくて、パウダースノーを思わせるほど。そして水を加えるとじわっと発熱するのです!シルクソルト以外のものは配合されていない、ナチュラルさ、シンプルさ。塩パックなどのスキンケア、ヘアケア、お風呂に入れてなどなど、いろんな使い方で役に立ちそうです。
私はシルクソルトでひじをスクラブしてみました。粒子の細かい塩だから、スクラブするうちにツルツルっとした使用感に!^^
お次はジェルクレンジング。
分子を細かくした植物由来のオイルを使用し、洗い流しやすくしているのだそう。顔全体に付けて、メイクが浮いてきたら水に濡らした手で馴染ませ、しっかり乳化させて洗い流します。洗い上がりの手触りはしっとり。保湿で配合されているシルクソルトも一役買っています。
ミネラルリッチソープは、シルクソルトを30%と高配合。
なんだか刺激になりそう?と思いきや、この石けん液の塩分濃度は0.9%。血液などの体液とほぼ同じくらいの塩分濃度になるのだとか。石けんそのものはちょっと固めで、ネットで水を少なめにして泡立てるとスフレのようなきめ細かい泡ができます。弾力のあるほわほわ感触で、肌に触れると密度の高さがわかります。防腐剤、発泡剤、香料・着色料不使用。家族で使える石けんです。
ミネラルリッチシャンプーで髪スッキリ。
個人的に「おー!」と思ったのが、このアイテムに保湿成分として配合されているハイビスカス葉エキスです。リンスなしでも、ハリとツヤを与えてくれるのです。
沖縄では、琉球王朝時代から髪を大切にする女性たちがハイビスカスをリンスとして、愛用してきたのだそう。リュウミネのシャンプーのハイビスカス葉エキスは、沖縄県北部の今帰仁村で農薬不使用栽培されたハイビスカスを手摘みして搾ったものを使用しています。ハイビスカスが髪のお手入れに使われてきたとは、知りませんでした。
アミノ酸系洗浄剤で穏やかな洗浄力。実際に使ってみると、シャンプーの泡に粘りが感じられ、濃密な泡の感触に「しっかり洗えている」感があります。天然精油の香りの中に、微かなメントールの爽快感があり、スッキリ。
そして洗い流した後は、リンスなしでも違和感がなく、ドライヤーで乾かして完了。これは手軽♪もちろん手触りはシリコン入りのコンディショナーやトリートメントには及びませんが、それでも手軽さとパサつきを感じない洗い上がりは魅力です。
はるか昔から、生命を育んできた海。その海水のミネラルを活かし切ったリュウミネのコスメシリーズは、おおらかで温かい沖縄の恵みそのもののようです。
リュウミネを販売しているぬちまーすさんのサイトでは、その風土や塩作りの現場を見ることができます。
旅する気分で、ご当地コスメを使ってみるのもいいかもしれませんね。
あなたのご当地コスメ選びの参考になれば幸いです。今回もお読みいただき、ありがとうございます。
ボタニカルファクトリーさん今年2回目のクラウドファンディング、パッションフルーツの果実とコスメレポ!
前回投稿から時間がたってしまいましたが、みなさまお元気でしょうか?
ありがたいことに、本業のコピーライターのお仕事が結構忙しく、気づけばもう9月も中旬!ご紹介したいご当地コスメも溜まってきました。
今回は、6月に行われた鹿児島県のボタニカノン®さんのクラウドファンディングの取り組みと、リターン品をご紹介いたします!
- 鹿児島県産パッションフルーツ、規格外品買取の取り組み
- 今回のメインリターン品はパッションフルーツとパッションフルーツローション!
- 鹿児島県のボタニカルパワーあふれるアイテムいろいろ
- では、ボタニカノン®さんのバスアイテムを実際に使ってレポ!
- リターン品を楽しみながら社会貢献できる、クラウドファンディング
鹿児島県産パッションフルーツ、規格外品買取の取り組み
このブログでもおなじみ、南大隅町の植物を活かしたボタニカノン®さんのコスメ。tryaging.hatenablog.comtryaging.hatenablog.com2月には「タンカン」の美容オイルのクラウドファンディングが行われました🍊tryaging.hatenablog.comボタニカノン®さんは鹿児島県南大隅町で、自然由来成分100%にこだわるナチュラル化粧品製造メーカーとして、ファンを増やし続けています。
南大隅町は5月からパッションフルーツの収穫が始まりますが、どうしても出てくるのが廃棄品や規格外品。これらを可能な限り買取って、化粧品に活用する取り組みを行うのです。
その目的は、農業従事者のサポートや、農業廃棄物をできるだけゼロにして無駄のない生産活動に寄与すること、農業廃棄物から化粧品が生まれることを多くの方に知ってもらい、このブランドや活動に賛同してくれる人を増やすこと。
農産物を商品として市場に送るために、どうしても規格外品が出てきます。熟成不良だったり、色むらなどがあっても、化粧品原料としてなら活用できます。
消費者としても、農家さんが手塩にかけて育てた農産物の恵みを頂いているのだと感じられるコスメは魅力的ではないでしょうか。
パッションフルーツローションは以前も購入したり、私のインスタグラムのおすそ分けプレゼント企画でフォロワーさんにお送りして大変喜んでいただけたりと、その良さを十分に知ってはいるのですが…。
クラウドファンディングでは、なんと規格外品でも食用できるパッションフルーツもリターン品で送っていただけるのです!
これは「食べ物のような化粧品」の切り口で化粧品づくりを行っている、ボタニカノン®さんならではのクラウドファンディング企画だと思いました。
産地直送のパッションフルーツにわくわくしながら申し込みました♫
今回のメインリターン品はパッションフルーツとパッションフルーツローション!
ボタニカノン®さんでは、パッションフルーツの果皮からパッションフルーツエキスを、果肉から蒸留水を得て化粧水にしています。肌にハリを与えてくれるのです。
ローションは他にもマンダリン果実エキスやビターオレンジ果実エキス、オレンジ果皮エキスなども配合され、爽やかな使用感と香りです。
以前からシュッと広がるローションのみずみずしく甘い南国の香りには、「パッションフルーツ食べたい!」という気持ちもそそられていました(でもローションは飲んじゃダメ)。だから、パッションフルーツローションを使いながら、同じ産地のパッションフルーツをいただく、特別な体験が嬉しかったです!これはクラウドファンディングの醍醐味かもしれません。
ところでみなさま。パッションフルーツの種は飲み込んでますか?それとも噛み砕いて食べていますか?
リターン品に同梱されていたお手紙には、「種にはポリフェノールの一種である『ピセアタンノール』が豊富に含まれ、くすみ・しわ・たるみ予防や肌水分アップ、細胞の活性化」とありました。女性のためにあるようなフルーツではないですか!
当然、種もしっかり噛んでいただきましたよ!
鹿児島県のボタニカルパワーあふれるアイテムいろいろ
支援の金額に応じてさまざまなリターン品が用意されていました。今回私は、パッションフルーツ&バスセットをチョイス。
ホーリーバジル バスエッセンスとシトラスハーブ ボディソープ、ナチュラルソープ レモングラスを使ってみたかったのです。これらの原料も、植物の大いなる恵み。暑い時季のお風呂の楽しみになるといいなと思いました。
では、ボタニカノン®さんのバスアイテムを実際に使ってレポ!
ナチュラルソープレモングラスは、ほんのりとベージュがかった泡で、スッキリとやさしい使い心地。佐多岬産のレモングラスを粉末にして配合しています。夏を過ぎ、ごわついた肌のケアに良さそうです。
シトラスハーブ ボディソープは、石けんベースのボディソープ。自社抽出の月桃葉蒸留水が使われています。ポンプでクリーミーな泡が簡単に出せるので、本当に楽チン♫
南大隅町産タンカン精油とラベンダーオイル・シトロネラの3種バランスの香りは、さわやかで華やか。洗い上がりはスッキリ✨ バスタイムが楽しくなります。
最後に、ホーリーバジル バスエッセンスをご紹介。
入浴は心身をホッとリラックスさせてくれますが、そこに植物の香りが加われば、もっと気分もリフレッシュ。ホーリーバジルはサンスクリット語で“比類なきもの“と呼ばれるほど、特別なバジルなのだそう。目を閉じて深呼吸すれば、ホーリーバジルの香りが、深い深いボタニカルの世界に誘ってくれるようです。
リターン品を楽しみながら社会貢献できる、クラウドファンディング
企業や個人の方の熱い思いを応援する手段として、クラウドファンディングはすっかり定着してきたように思います。単にリターン品が魅力的だから…そんなきっかけであっても、確実に何らかの役に立つ。それが「社会貢献」にもつながっていく。
それは消費者にとってもきっと有意義な行動。また、なにか企画されたら、ぜひとも参加したいと思ってます。
いつもこのブログをお読みいただきありがとうございます。
あなたの好きなご当地コスメ選びの役に立てば幸いです。
広島県のご当地コスメは、竹のまちの竹を活かしたハンドケアスプレー。
今日で7月も終わり、明日から8月。
暑い中、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
今回ご紹介のご当地コスメは、広島県から。暑い中に、爽やかな香りが広がる逸品をご紹介します。
3月に開催された阪急うめだ本店の“HANKYU BEAUTY J-Beauty Selection 2021”の通信販売で購入した、
リム・ジャパンさんのブランドTKの
SETOUCHI TK HERB®️ せと ハーバル・ハンドケアスプレーです。
ではどんなご当地コスメなのか、行ってみましょう〜
はじまりは、地方を応援するプロジェクト。
リムジャパンさんは、広島県で日本の自然を活用し、地域を元気にするための様々な事業を展開されています。
その中で、「「地方の豊かな自然・ハーブ(草木)を使った地方・ニッポンを応援する」エシカル・ハーブプロジェクトとして、広島県竹原市の竹を使った商品を開発されました。
竹原市は「安芸の小京都」と呼ばれ、豪商のお屋敷や由緒あるお寺など、古い街並みが残るところ。そして竹原市のシンボルは竹で、竹工芸品も特産です。
プロジェクトは、姫路市の研究型ハーブ園、香寺ハーブ・ガーデンさんとの共同。
ハーブ栽培から分析・研究を自社で行い、高い技術でハーブ製品を製造する香寺ハーブ園さんのものづくりの力が発揮された商品が生まれました。
竹害を解決に導くサステナブルコスメ。
古くから竹はカゴなどの生活用品や日本家屋の建築材、笛や尺八などの楽器など幅広く活用されてきました。しかし近年、旺盛な繁殖力で竹が増えすぎて環境を破壊してしまう竹害が問題になってきています。
そこでこの問題を解決するために、竹をハーブとして活用できないかというところからスタート。
リム・ジャパンさんは竹の成長の裏には乳酸菌があること、そのうるおい成分を抽出できることを知り、竹を使ったコスメを作られたのだそうです。
竹原市の自然の竹を伐採し、2日以内に姫路市香寺ハーブ・ガーデンの工場へ運びパウダー化。竹自身が持つ乳酸菌で数日自然発酵させ、竹ハーブエッセンスを蒸留します。
この蒸留水に、レモンマートル水やカミツレのハーブウオーターをブレンドして作り上げた『せとシリーズ しっとり瀬戸内ハーブ・ウォーター』は、環境への優しさと地域活性の取り組み、商品の完成度の高さを評価され、サステナブルコスメアワード2020のゴールド賞を受賞しました。
そしてこのシリーズの商品が、今回ご紹介するハーバル・ハンドケアスプレーです。
では『せと ハーバル・ハンドケアスプレー』を使ってレポ!
このハンドスプレーは、植物由来アルコール70%。竹の芳香蒸留水と、レモンマートル水、カミツレのハーブ・ウォーターで作られただけあって、その香りがとてもいいのです!レモンマートルのレモン様の香りと竹独特の香り、ハーブの香りが混じり合い、爽やかでいて奥行きのある香りが楽しめます。
スプレーして手全体にすり込んで使いますが、刺激もなく、さっぱりとした使用感。手がカサつく感じもなく、快適に使えます。
手を洗うほどではないけれど、ちょっと気になるな…というときにも◎。マスクスプレーにもおすすめ。合成香料・着色料・保存料は不使用です。
人々の衛生意識がより強化された、去年から今年。その中で、環境へのやさしさも叶えるコスメとして、このようなハンドスプレーがあることを、私は心強く思っています。
今回のご当地コスメ、いかがでしたでしょうか。
あなたのコスメ選びのお役に立てれば幸いです。
せとうちT&Kハーブの商品は、こちらからご覧いただけます。